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「日本一の花をつくる」
花卉栽培による復興をめざしてPosted on 2017年10月12日今年3月31日、福島県浪江町の避難指示が一部を除き解除された。同町の特定非営利法人Jinの代表である川村博さん(62)は、浪江を花の一大産地として復興させようと、3年前から花卉栽培を続けている。原発事故後、野菜の栽培が難しくなり、花の栽培に切り替えた。当初は出荷方法さえわからず、価格も伸び悩んだ。だが、苗の仕入れや取引方法を独自に工夫し、現在では全国で5本の指に入るほどのトルコギキョウを出荷するまでになった。避難指示解除から1か月のこの地で、川村さんは今何を思うのか。ゴールデンウィーク真っただなかの5月5日、復旧したばかりの常磐線に乗って会いに出掛けた。 (トップの写真 : 「農業で食っていけることを証明したい」と語る川村博さん=2017年5月5日、福島県浪江町、森江勇歩撮影) -
継続可能なボランティア作りを目指して
学生団体代表・武井裕典さんPosted on 2017年10月12日「気軽に参加できて、ニーズにあったボランティアを提供したい」。千葉県市川市在住の立正大4年生、武井裕典さん(22)は、東日本大震災支援のための学生団体「Youth for(ユース・フォー)3.11」の代表を務めている。若者による東北への支援を継続的に続け、新たに関東の中山間地域へもボランティアの派遣を始めた。一時は減少傾向にあった派遣人数も、また増え始めているという。 (トップの写真:「ユース・フォー・3.11」代表の武井裕典さん=東京都品川区のオフィス前で、2017年5月12日、二神花帆撮影) -
現代劇「ドキュメンタリー」が盛況
Posted on 2017年9月30日早稲田大学の劇団「森(しん)」が今年6月末から上演した現代劇「ドキュメンタリー」が、盛況で幕を閉じた。全6公演の観客動員数は計250人で、最終日には当日券を求めて観客が列をなした。男女の恋愛バトルや人の生死といったいわゆる劇的な展開はない。しかし、なぜこの劇は人気を集めたのだろうか。脚本・演出を担当した早稲田大学文学部3年の川口コウ(21)さんに、作品にこめた思いを聞いた。 (トップの写真:「ドキュメンタリー」で脚本・演出を担当した川口コウさん=2017年7月、東京都新宿区西早稲田、河野さくら撮影) -
早稲田・高田馬場の地域ブランド「内藤とうがらし」の栽培広がる
収穫期にフードイベント、9月末からPosted on 2017年9月29日新宿区で「内藤とうがらし」の栽培エリアが広がっている。早稲田・高田馬場エリアでも、2012年に「アトム通貨 内藤とうがらしプロジェクト」が発足。同地域の企業や学校、商店街が栽培し、収穫したとうがらしを使った料理を楽しむ恒例の「バル辛フェスタ」は今年も9月30日から5日間の開催が決まっている。地元は、更なるPRに力を入れている。 (トップの写真:「バル辛フェスタ」広報担当、手塚プロダクション著作権事業局の日高海さん=2017年7月12日、東京都新宿区高田馬場、手塚プロダクションのオフィスにて、黒田杏子撮影) -
早稲田の「Prismile(プリスマイル)」、大学対抗女子大生アイドル日本一決定戦に挑む!
Posted on 2017年8月27日今月末、大学対抗の女子大生アイドル日本一決定戦「UNIDOL2017 Summer supported by MARUCHAN QTTA 決勝戦」に、早稲田大学のグループ「Prismile(プリスマイル)」が出場する。早稲田からは3チームが予選に出場し、そのなかで唯一決勝に駒を進めた。2016年4月に結成したばかりの若いチームで、決勝進出は初めてだ。本番へ向けて追い込みの練習が続くなか、決勝にかける思いを聞いた。 写真はUNIDOL2017 Summer 決勝戦に出場する早稲田大「Prismile」のメンバー=2017年7月、杉並区東高円寺で撮影 -
国産の古着のよさを感じて
~おしゃれの基本、伝えたい~Posted on 2017年8月24日国産の古着を通して、おしゃれの基本を伝えたい――。そう語るのは、東京都新宿区西早稲田で「古着処・丸実(まるみ)商店」を営む實方恒平(じつかた・こうへい)さん(35)だ。今年で13年目を迎え、今年5月には、一軒先にリニューアルオープンした。店内には1960年代から現代までの国産の古着が並ぶ。国産古着にこだわるわけを聞いた。 -
留学生シッターと幼い頃から異文化体験を
世田谷区の今西由加さん、今年3月開始Posted on 2017年8月22日幼少期から異文化と多様性を楽しく学べる環境を――。東京都世田谷区在住の今西由加さん(44)は、2017年3月、留学生によるシッターサービス「chezmo family(シェズモファミリー)」を開始した。日本の大学に留学している海外からの学生が、子供の迎えから家でのシッティング(世話)まで担当してくれるサービスだ。なぜ今、留学生によるシッターサービスなのだろうか。 -
髪の毛の寄付活動通じ、お客さんを幸せな気分に
中野区の美容室Posted on 2017年8月20日寄付活動を通じて、提供者にもハッピーになってほしい―。東京都中野区にある美容室「ラシーヌ」のオーナースタイリスト、酒井通江(ゆきえ)さん(44)は、髪の毛の寄付活動にかかわって5年になる。髪を贈られて喜んでくれる人たちの存在を伝えることで、お客さんにも満足感を持ってもらいたいと願う。 -
全早慶戦、被災地熊本で開催 8月5日
―熊本出身の大竹投手が先発予定―Posted on 2017年8月1日地震で大きな被害を受けた熊本で今月5日、全早慶戦(オール早慶戦)が開催される。注目は早稲田大学の大竹耕太郎投手(22)だ。高校時代は熊本の済々黌(せいせいこう)のエースとして甲子園出場を果たし、早稲田に進学後は、1、2年時にリーグ戦で好成績を収め、大学野球界でも注目されるピッチャーとなった。だが、3年の春季リーグ戦の最中に熊本地震が発生、その後はピッチングに影響が出はじめた。今回の熊本大会は、大竹投手にとって久しぶりの先発マウンドとなる予定だ。地元での試合に掛ける思いを聞いた。 (トップの写真:熊本での全早慶戦に先発予定の早稲田大学・大竹耕太郎投手) -
30年のキャリアより「孫」 料理人やめ学生寮の寮長に転身
Posted on 2016年10月19日札幌市で料理店を経営していた市村位郎(ただお)さん(56)は5年前、料理人としての約30年のキャリアに終止符を打ち、都内の早大生専用寮の寮長に転じた。理由は「東京に行ってしまった孫に会いたかったから」。中野区鷺宮2丁目の寮「スクエア・サギノミヤ」で朝6時から夜8時まで、時には夜11時ごろまで働きながら、週末は孫の「良い遊び友だち」としてオフのひとときを楽しむ。 -
大岡山のバーを拠点に 東京と宮古島をつなぐ
Posted on 2016年8月22日東京都大田区の大岡山駅を出てすぐ右手に見えてくる大岡山北口商店街。居酒屋や喫茶店が軒を連ねる一角に、沖縄・宮古島の出身者らが集まるコミュニティーバー「タンディ・ガ・タンディ」がある。島の言葉で「ありがとう」を意味する店は、もとは常連客で島出身の宮国優子さん(45)が、2012年に宮古島に移住した前オーナーから譲り受けて営業している。宮国さんは「島の人はもちろん、いろんな人が議論や交流できる場所にしたい」と言う。 -
「家族に食べさせたい」を 日替わりランチで提供
Posted on 2016年8月20日東京・大手町の玄米カフェ「実身美(サンミ)」。木を基調とした明るい店内で多くの人が注文するのは、玄米とサラダ、メイン料理、野菜の小鉢2種類が載ったワンプレートメニューだ。千円で健康的な食事ができるのが人気で、毎日200人を超える人が訪れ、昼過ぎには店の外まで行列ができる。「家族に食べさせたいと思える食事を提供したい」と、大塚三紀子(みきこ)さん(39)が、大阪・あべの店などに続いて2015年7月に開いた。「従業員の個性を生かし、訪れた人に感動してもらえる店をつくりたい」と語る。 -
ミスコン出場の経験生かし 「美しさ」の磨き方伝えたい
Posted on 2016年8月19日早稲田大学国際教養学部4年の影山鈴華(りんか)さん(21)は、5月6日に大宮ソニックシティーで行われたミスコンテスト「ミススプラナショナル」日本大会に、埼玉県代表として出場した。2013年には「ミス・ユニバース」にも挑戦。出場で「その人らしい美しさを引き出したい」という思いが高まったといい、内面と外見の美しさの磨き方を教える「ビューティースクール」の開設を目指す。