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「甲子園」のない高校球児
千葉県・専修大松戸高校Posted on 2024年3月28日100年を超える歴史を持つ高校野球。 2020年。新型コロナウイルス感染症拡大のため、甲子園は史上初めて春夏を通して中止となった。 甲子園を目指すことすらできなかった高校3年生と、翌21年春のセンバツ甲子園の切符を掴んだ2年生。 千葉県の専修大松戸高校を舞台に、悔しさを抱えながらも後輩を後押しする、先輩たちの揺れ動く想いを追った。 -
「まだ卒業書類も受け取れていない」コロナが阻んだ日本留学
一度も入国できずに卒業した趙聖埼(チョウセイキ)さんが語る思いPosted on 2022年11月16日今年3月から日本の水際対策が緩和され、留学生の受け入れが再開したが、2020年から続いた規制は留学生に深刻な影響を与えた。中国・天津出身の趙聖埼さん(26)も影響を受けた一人だ。今年3月に早稲田大学大学院を卒業した趙さんは在学中の2年間、一度もキャンパスを訪れることができず、いまだに卒業証書も受け取れていない。感染拡大から2年が経過して政策への検証が求められる今、大学院生活と感染症政策への思いを聞いた。 (トップ写真:オンラインインタビューに応じる趙さん) -
コロナ禍を転機に起業した大学生 観葉植物会社を経営する龐癒(ホウ・ユウ)さん(26)
Posted on 2022年11月15日コロナ禍での巣ごもり生活をきっかけに、植物を育てるようになった人々のライフスタイルが広がった。農林水産省の統計によると、2020年の観葉植物出荷量は13%増え、自宅を中心とした植物への需要が高まっている。その中で、コロナ禍による植物ブームをきっかけに、起業した一人の男子大学生がいる。合同会社「Chloro」を経営している龐癒(ホウ・ユウ)(26)さんに起業した経緯、植物への思いなどを聞いた。 -
「包括的なキャンパスを目指して」 VOICE UP JAPAN早稲田支部共同代表の中間ゆかさん(なかま・ゆか)さん(21)
Posted on 2022年9月29日世界経済フォーラムが2022年に公表した「ジェンダーギャップ指数」によると、日本の順位は146か国中116位だった。日本でも性差別や性暴力が社会問題になってきた。これらを改善するための運動を続けている人がいる。ジェンダーに関する運動に活躍する早稲田大学政治経済学部三年の中間ゆかさんに話を聞いた。(トップ写真:中間ゆかさん=Instagramプロファイル画像より) -
コロナ禍の中でも日本就職熱の韓国 ソウルの「日本就職カフェ」運営の春日井萌さんに聞く
Posted on 2021年9月21日就職が厳しい韓国では日本への就職を目指す学生が年々に増えている。2019年10月末に厚生労働省が発表した外国人雇用状況によると、日本に就職した韓国籍の総数は6万9191人。前年に比べて10.7%増加した。なぜ韓国の若者は日本への就職に目を向けるのか。ソウル・新村(シンチョン)で「日本就職カフェKOREC」を運営し、就活生を指導している春日井萌さん(30)に話を聞いた。 -
「ゴミを拾う体験を通して街づくりの意識を」 街のゴミ拾い活動を続ける伊藤陽平さんに聞く
Posted on 2021年9月7日2020年の新型コロナウイルス流行に伴い、飲食店からのテイクアウトや路上飲みが増加し、繁華街を中心に改めてゴミのポイ捨てが問題となっている。街の清掃活動を続けるグリーンバード新宿チームでは、東京都新宿区内の早稲田・西早稲田・神楽坂を中心に、清掃の他にもイベント活動を行っている。母体となるNPO団体のグリーンバードは2003年に原宿で始まり、現在、国内外で多くのチームが活動中だ。2014年に発足した新宿チームで、現在リーダーを務めている伊藤陽平さん(33)に話を聞いた。 (トップ写真:グリーンバード新宿チームのリーダー・伊藤陽平さん) -
自ら考え、行動できる人物形成を目指す 「くりこま高原自然学校」現地スタッフが語る冒険教育
Posted on 2021年3月16日宮城県栗原市に「くりこま高原自然学校」という自然体験を通して教育をする学校がある。昨今、家のなかで過ごし外に出られない引きこもりの中学生や高校生が多いなか、親もとを離れて自然の中で暮らし、仲間やスタッフと協力してさまざまなことを学んでいく。「冒険教育」というコンセプトで、人間を大きく成長させる独自の教育を行い、コロナ禍の中でも創意工夫しながら活動を続けている。同学校スタッフの塚原俊也さん(41)に話を聞いた。 (トップの写真:くりこま高原自然学校廃材校舎前、「中国子どもスノーキャンプ」の集合写真=2019年2月14日、くりこま自然学校提供) -
「妊婦はPCR検査が受けられないの」助産師・清水幹子さんの疑問から全額補助に
Posted on 2020年9月30日貧困、医療崩壊、東京オリンピック2020延期……新型コロナ肺炎によって発生した問題は数多くあるが、影響は出産の現場にも出ている。体調の悪い妊婦と夫が保健所でPCR検査を断られたケースがあった。「なぜ妊婦はPCR検査が受けられないの?」と東京都助産師会の有志が集まり、妊婦とその家族に対する新型コロナへの対応の改善を国に要望し、PCR検査希望をする妊婦に全額補助をする予算を勝ち取ることができた。今回、有志の一人である東京都助産師会地区分理事で助産師の清水幹子さん(44)に、出産の現場や活動の経緯を聞いた。 (トップ写真:清水幹子さん=SNSプロフィール画像より) -
死に方によって差別されない社会を求めて 自死遺族NPOの田口まゆさんに聞く
Posted on 2020年9月29日今年、有名人による自死が相次いで報じられた。5月に人気リアリティー番組の出演者で女子プロレスラーの木村花さんが、7月には人気俳優の三浦春馬さんが自死した。ネット上では、遺族を傷つけかねないような書き込みもある。こうした状況に、自死遺族NPO法人セレニティ代表の田口まゆさん(46)は懸念を投げかける。「遺族に追い打ちをかけるようなことはやめ、今はそっとしておくべき」。田口さん自身も父親を自死で亡くし、自死遺族ということで差別を受けた経験を持つ。今回、世間ではあまり認知されていない自死遺族への差別や、田口さんのこれまでの取り組みについて話を聞いた。 (トップ写真:田口まゆさん=自宅で、田口さん提供) -
弟の死がきっかけ、「最後は地域に役立つことを」 孤独死に取り組むNPO法人エンリッチ代表、紺野功さんに聞く
Posted on 2020年9月28日今年5月、東京都に住む70代男性が孤独死、新型コロナに感染していたことが発覚した。コロナ禍で民生委員による見回り活動は停止し、孤独死の現場は深刻化している。そんな中、孤独死課題に取り組むNPO法人エンリッチ代表の紺野功さん(60)に話を聞いた。紺野さんは「高齢者向けの見守りサービスはあるけど、現役世代の見守りって、ないんです」と指摘した。 (トップ写真:紺野功さん=紺野さん提供) -
世界一つだけの音
Posted on 2020年5月25日割り箸を使い、世界に1つだけの木製弦楽器「割り箸ピアノ」を自ら製作しているサミエルさん。2006年にアメリカから来日し、自分が求め続ける音をより多くの人に伝えるために東京を拠点にイベントなどに参加している。 -
「スローとは繋がり」環境運動家・辻信一さんが語るスローライフ
Posted on 2020年3月27日環境運動家で明治学院大学教授の辻信一さん(67)は、のんびり生きることで、環境と文化を守り、心身も健全に保つという「スローライフ」を訴えてきた。2003年からは毎年夏至の日に電気を消して、ろうそくの灯りのもとで大切な人とスローに過ごす夜を呼びかける「100万人のキャンドルナイト」を開催してきたが、あえて2012年に終わらせた。その後、農作業など様々な活動を通して、実践しているというスローライフについて聞いた。 (トップ写真:大学の隣にある公園はお気に入りの散歩コースという辻信一さん=2019年5月17日、横浜市戸塚区舞岡公園、吉田光希撮影) -
A I を学べる学生団体 WASEDA AI LAB 誕生!
Posted on 2020年2月26日2019年4月1日、早稲田大学にAIを学べる新たな学生団体が誕生した。WASEDA AI LABは、国籍・大学・学部問わず、データサイエンスについて学びたいと思う学生のための組織だ。20名のコアメンバーを軸とし活動を展開する。これまでも、AI事業を展開する企業とコラボし競馬予想を行う体験型イベントを催すなど、日本のAI(人工知能)人材不足問題を解決したいという思いで活動をしている。 (トップの写真:WASEDA AI LAB代表 末富ニコラス健丸さん(23)。特技は語学。4ヶ国語を流暢に扱うマルチリンガルだ=2019年7月8日、東京都新宿区の早稲田大) -
ウォッカに「孤軍奮闘」して25年
Posted on 2020年2月24日東京都中野区でウォッカ専門のネットショップ「ヴォードチカ」を経営する遠藤洋子さん(79)は昨年9月、「日本ウォッカ協会」を設立した。かつてソ連崩壊で人気銘柄の輸入が止まり、愛好家が途方に暮れた時期、数少ない専門輸入業者として人気6銘柄の輸入再開に「孤軍奮闘」した。今回の協会設立の背景にも、自分が守ったものを次世代に伝えていきたいという思いがあるのだという。 (トップの写真:「スタルカ」を手に微笑む遠藤洋子さん。事務所の棚にはさまざまな銘柄のウォッカが並ぶ=2019年5月18日、東京都中野区、中西慧撮影) -
貸しタオル、貸しロッカーなど外国人や若い人でにぎわう万年湯
Posted on 2020年2月22日東京都新宿区大久保の一角にある万年湯は、2016年にリニューアルして以来、外国人や若い人でにぎわっているという。今、流行りの韓国のアメリカンドッグ「ハットグ」を片手に女子学生も訪れる。タオルを無料で貸し出しているので、手ぶらで行くことができる。訪ねてみると、浴室の障子風の大きな窓からは、柔らかな光が差し込み、いわゆる昔からの富士山が描かれた銭湯ではなく、壁には鶴のモザイクタイルがはめ込まれていてモダンな雰囲気だ。 (トップ写真:都心の隠れ湯を意識した「万年湯」を経営する武田信玄さん=2019年7月14日、東京都新宿区大久保、萩野愛撮影) -
絵画を通じ、北朝鮮との国際交流に関わり続けて
Posted on 2020年2月20日長年JVC(日本国際ボランティアセンター)で、北朝鮮への交流事業に関わり続けてきた寺西澄子さん(42)は、今年度も「南北コリアと日本のともだち展」の開催に向け準備をしている。日本・韓国・北朝鮮・中国の子どもたちが同じテーマで描く絵を集め展示する。かつて人道支援を通して出会った子どもたちの日常を日本社会に伝えたいという思いから始まった。18年目を迎える今回のテーマは「わたしの金メダル」。子どもたちが今、褒めてあげたい人を思いながら絵を描いた。作品は来年2月中旬から大阪・東京などで展示される予定だ。 (トップの写真:「交流事業を通じて会った子どもたちが宝物」と語るNPO法人「ayus仏教国際協力ネットワーク職員」の寺西澄子さん=2019年5月19日、東京都新宿区の早稲田大) -
当たり前のストイック 体を洗うようにトレーニング
Posted on 2020年2月18日浮きたつ上腕二頭筋は、見る者を魅了する。国内のボディビル大会で数々の賞を獲得している横浜市在住の中島幸忠(なかじまゆきただ)さん(64)は、平日にはデイサービスの管理者としてお年寄りの方々に運動の指導を行っている。土曜日にはジムのトレーナーとして教室を開くなど、仕事の傍らハードなトレーニングを続けており、いかにしてその体を磨き上げているのか、それを支える原動力について聞いた (トップの写真:デイサービス施設で上腕二頭筋を披露する中島幸忠さん=2019年6月7日、横浜市保土ヶ谷区釜台町、上野貴臣撮影) -
どうする?どうなる? 早稲田・大隈通り商店街のキャッシュレス決済
Posted on 2020年2月16日キャッシュレス決済がコンビニエンスストアでも導入され、目にする機会が多くなった。早稲田・大隈通り商店街は昨年から積極的に導入を促している。大隈通り商店街会長の安井浩和さん(41)は「初期段階から使うことで、小規模店の声を届けることができ、商店街にとっての使いやすさにもつながる」と期待を込める。一方、未導入の店舗も一定数あり、課題を指摘する声も。新しい時代に向けた地元商店街の生き残り策を現場に見た。 (トップの写真:大隈通り商店街会長・安井浩和さんの食料品店「こだわり商店」では4種類のコード決済が使える=2019年7月8日、東京都新宿区、中西慧撮影) -
多文化を尊重する社会を子どもたちと共に
Posted on 2020年2月14日今年4月に改正入国管理法が施行され、日本は今後より多くの外国人を受け入れるようになる。横浜市の仏向小学校で国際教室を担当する菊池聡先生(52)は多様な文化を尊重する学校の環境づくりに携わっている。「隣にいる人とうまくいくためにお互いの納得のいく方法を考えていくのが多文化共生」だと話す。 (トップの写真:各国を旅して集めた民族衣装の前で、多様なルーツを持つ子どもたちについて語る菊池聡先生=2019年5月20日、横浜市保土ヶ谷区の横浜市立仏向小学校、萩野愛撮影) -
早稲田大学の魅力を伝える 木綿洋平さん
Posted on 2019年7月17日やりがいがある仕事とは何か。学生なら一度は考えてしまう。「大学の魅力を伝えるという仕事は、すごくやりがいがあって楽しい」。そう語るのは、早稲田ウィークリー編集担当である木綿洋平(もめん・ようへい)さんだ。「働く」とは何か。就職活動を目前にする学生に、考えさせられる言葉だ。 (トップの写真:早稲田ウィークリー編集室 木綿洋平さん)