文化 Archive

  • 割り箸を使い、世界に1つだけの木製弦楽器「割り箸ピアノ」を自ら製作しているサミエルさん。2006年にアメリカから来日し、自分が求め続ける音をより多くの人に伝えるために東京を拠点にイベントなどに参加している。

    世界一つだけの音

    割り箸を使い、世界に1つだけの木製弦楽器「割り箸ピアノ」を自ら製作しているサミエルさん。2006年にアメリカから来日し、自分が求め続ける音をより多くの人に伝えるために東京を拠点にイベントなどに参加している。

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  •  神楽坂にある赤城神社で7月7日、今年も七夕祭が行われた。地域のアーティスト団体と協力して、日本舞踊などの伝統芸能の奉納に加え、音楽ライブなどを開催した。同神社は、9年前に建て替えられた。モダンな雰囲気が話題を呼び、地域の外から若者や外国人観光客が訪れるようになった。氏神として地域を守る役割と、観光名所としての役割を持つ赤城神社を訪ねた。

(トップ写真:左から、F/Actoryの今野誠二郎さん、宮司の風山栄雄さん、巫女の宇田川結香さん=2019年7月14日、新宿区神楽坂赤城神社、吉田光希撮影)

    赤城神社が七夕祭で見せた新たな一歩

     神楽坂にある赤城神社で7月7日、今年も七夕祭が行われた。地域のアーティスト団体と協力して、日本舞踊などの伝統芸能の奉納に加え、音楽ライブなどを開催した。同神社は、9年前に建て替えられた。モダンな雰囲気が話題を呼び、地域の外から若者や外国人観光客が訪れるようになった。氏神として地域を守る役割と、観光名所としての役割を持つ赤城神社を訪ねた。 (トップ写真:左から、F/Actoryの今野誠二郎さん、宮司の風山栄雄さん、巫女の宇田川結香さん=2019年7月14日、新宿区神楽坂赤城神社、吉田光希撮影)

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  •  早稲田大学教育学部で、落語を通して教員の授業技術向上を目指す講義が行われている。教職課程の授業のひとつで、講師は現役の落語家。落語の導入部分「まくら」や、観客との真剣勝負の様は、授業で生徒と向き合う教師の姿勢と通じるところがあるという。「面白い先生」の養成を目指す、同学部国語科の講義をのぞいてみた。

(トップの写真:落語の実演に聞き入る金原亭馬治さん(手前)と金井景子教授(左奥)、学生たち=2018年6月29日、東京都新宿区の早稲田大学、門間圭祐撮影)

    「落語を通し、面白い先生を育てたい」

     早稲田大学教育学部で、落語を通して教員の授業技術向上を目指す講義が行われている。教職課程の授業のひとつで、講師は現役の落語家。落語の導入部分「まくら」や、観客との真剣勝負の様は、授業で生徒と向き合う教師の姿勢と通じるところがあるという。「面白い先生」の養成を目指す、同学部国語科の講義をのぞいてみた。 (トップの写真:落語の実演に聞き入る金原亭馬治さん(手前)と金井景子教授(左奥)、学生たち=2018年6月29日、東京都新宿区の早稲田大学、門間圭祐撮影)

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  • 今月末、大学対抗の女子大生アイドル日本一決定戦「UNIDOL2017 Summer supported by MARUCHAN QTTA 決勝戦」に、早稲田大学のグループ「Prismile(プリスマイル)」が出場する。早稲田からは3チームが予選に出場し、そのなかで唯一決勝に駒を進めた。2016年4月に結成したばかりの若いチームで、決勝進出は初めてだ。本番へ向けて追い込みの練習が続くなか、決勝にかける思いを聞いた。

写真はUNIDOL2017 Summer 決勝戦に出場する早稲田大「Prismile」のメンバー=2017年7月、杉並区東高円寺で撮影

    早稲田の「Prismile(プリスマイル)」、大学対抗女子大生アイドル日本一決定戦に挑む!

    今月末、大学対抗の女子大生アイドル日本一決定戦「UNIDOL2017 Summer supported by MARUCHAN QTTA 決勝戦」に、早稲田大学のグループ「Prismile(プリスマイル)」が出場する。早稲田からは3チームが予選に出場し、そのなかで唯一決勝に駒を進めた。2016年4月に結成したばかりの若いチームで、決勝進出は初めてだ。本番へ向けて追い込みの練習が続くなか、決勝にかける思いを聞いた。 写真はUNIDOL2017 Summer 決勝戦に出場する早稲田大「Prismile」のメンバー=2017年7月、杉並区東高円寺で撮影

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  • 国産の古着を通して、おしゃれの基本を伝えたい――。そう語るのは、東京都新宿区西早稲田で「古着処・丸実(まるみ)商店」を営む實方恒平(じつかた・こうへい)さん(35)だ。今年で13年目を迎え、今年5月には、一軒先にリニューアルオープンした。店内には1960年代から現代までの国産の古着が並ぶ。国産古着にこだわるわけを聞いた。

    国産の古着のよさを感じて
    ~おしゃれの基本、伝えたい~

    国産の古着を通して、おしゃれの基本を伝えたい――。そう語るのは、東京都新宿区西早稲田で「古着処・丸実(まるみ)商店」を営む實方恒平(じつかた・こうへい)さん(35)だ。今年で13年目を迎え、今年5月には、一軒先にリニューアルオープンした。店内には1960年代から現代までの国産の古着が並ぶ。国産古着にこだわるわけを聞いた。

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  • 幼少期から異文化と多様性を楽しく学べる環境を――。東京都世田谷区在住の今西由加さん(44)は、2017年3月、留学生によるシッターサービス「chezmo family(シェズモファミリー)」を開始した。日本の大学に留学している海外からの学生が、子供の迎えから家でのシッティング(世話)まで担当してくれるサービスだ。なぜ今、留学生によるシッターサービスなのだろうか。

    留学生シッターと幼い頃から異文化体験を
    世田谷区の今西由加さん、今年3月開始

    幼少期から異文化と多様性を楽しく学べる環境を――。東京都世田谷区在住の今西由加さん(44)は、2017年3月、留学生によるシッターサービス「chezmo family(シェズモファミリー)」を開始した。日本の大学に留学している海外からの学生が、子供の迎えから家でのシッティング(世話)まで担当してくれるサービスだ。なぜ今、留学生によるシッターサービスなのだろうか。

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  • 寄付活動を通じて、提供者にもハッピーになってほしい―。東京都中野区にある美容室「ラシーヌ」のオーナースタイリスト、酒井通江(ゆきえ)さん(44)は、髪の毛の寄付活動にかかわって5年になる。髪を贈られて喜んでくれる人たちの存在を伝えることで、お客さんにも満足感を持ってもらいたいと願う。

    髪の毛の寄付活動通じ、お客さんを幸せな気分に
    中野区の美容室

    寄付活動を通じて、提供者にもハッピーになってほしい―。東京都中野区にある美容室「ラシーヌ」のオーナースタイリスト、酒井通江(ゆきえ)さん(44)は、髪の毛の寄付活動にかかわって5年になる。髪を贈られて喜んでくれる人たちの存在を伝えることで、お客さんにも満足感を持ってもらいたいと願う。

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  •   13億の人口をかかえる中国は、全人口のうち半分以上が農民という農業大国である。しかし、大多数の都市住民は、農村に生きる農民たちがどのような生活環境に置かれているか、どのような生活を送っているかを知らない。中国の一般の農民が現在、直面している問題や生活実態を記録し、農村での取材を軸に29分のドキュメンタリー「李さん一家の物語〜中国農村に生きる〜」を制作した。

    ドキュメンタリー「李さん一家の物語〜中国農村に生きる〜」

      13億の人口をかかえる中国は、全人口のうち半分以上が農民という農業大国である。しかし、大多数の都市住民は、農村に生きる農民たちがどのような生活環境に置かれているか、どのような生活を送っているかを知らない。中国の一般の農民が現在、直面している問題や生活実態を記録し、農村での取材を軸に29分のドキュメンタリー「李さん一家の物語〜中国農村に生きる〜」を制作した。

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  • J-Schoolの2015年秋学期「雑誌編集入門B」(担当教員・稲垣太郎講師)が外国人観光客や日本に住む留学生を読者ターゲットにしたフリーペーパー「Fan Fun東京」を完成させた。フリーペーパーの内容(PDF版)と、その制作者である学生たちを、稲垣講師による紹介文でお届けする。

    外国人の留学生・観光客向けフリーペーパー 『Fan Fun東京』を制作

    J-Schoolの2015年秋学期「雑誌編集入門B」(担当教員・稲垣太郎講師)が外国人観光客や日本に住む留学生を読者ターゲットにしたフリーペーパー「Fan Fun東京」を完成させた。フリーペーパーの内容(PDF版)と、その制作者である学生たちを、稲垣講師による紹介文でお届けする。

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  •  動物のクマをイメージし、早稲田大学のマスコットキャラクターとしてすっかり定着した”WASEDA BEAR”。大学が新たに”WASEDA BEAR”の女性版を制作し、2014年の7月に名前の募集を開始したところ、同大学の教授陣らがジェンダー的な視座から女性版をつくることに反対を表明した。大学側は反対意見に配慮し、”WASEDA BEAR”の女性版の名前募集を中断し、公式発表を保留にした。今後の対応は未定で、”WASEDA BEAR”の女性版は宙に浮いた形になっている。

    早稲田のマスコット ”WASEDA BEAR” 女性版 名称募集が保留に
    ージェンダー的視点からの反対意見に配慮ー

     動物のクマをイメージし、早稲田大学のマスコットキャラクターとしてすっかり定着した”WASEDA BEAR”。大学が新たに”WASEDA BEAR”の女性版を制作し、2014年の7月に名前の募集を開始したところ、同大学の教授陣らがジェンダー的な視座から女性版をつくることに反対を表明した。大学側は反対意見に配慮し、”WASEDA BEAR”の女性版の名前募集を中断し、公式発表を保留にした。今後の対応は未定で、”WASEDA BEAR”の女性版は宙に浮いた形になっている。

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  •  学生から本の企画を募集して出版につなげる「出版甲子園」が、今年で10年目を迎える。これまでに書籍化されたのは22冊。早稲田大学の公認サークルとして運営する実行委員会は、今年から学生の読書推進を活動の理念の一つに加え、若者の活字離れを食い止めることも狙う。

    10年目の出版甲子園 あなたの名前を本棚に見つけよう

     学生から本の企画を募集して出版につなげる「出版甲子園」が、今年で10年目を迎える。これまでに書籍化されたのは22冊。早稲田大学の公認サークルとして運営する実行委員会は、今年から学生の読書推進を活動の理念の一つに加え、若者の活字離れを食い止めることも狙う。

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  •  東京都渋谷区の代々木上原駅近くに、日本国内最大のモスク「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」がある。日本に住む様々な国のイスラム教徒が訪れ、集団礼拝のある金曜日には500人ほどが集まる。ここで広報を担当している下山茂さん(65)は数少ない日本人ムスリムだ。27歳で入信し、以来、イスラム教への正しい理解を求めて活動を続けている。

    「イスラム教への偏見をなくすため」 モスクから発信する日本人教徒

     東京都渋谷区の代々木上原駅近くに、日本国内最大のモスク「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」がある。日本に住む様々な国のイスラム教徒が訪れ、集団礼拝のある金曜日には500人ほどが集まる。ここで広報を担当している下山茂さん(65)は数少ない日本人ムスリムだ。27歳で入信し、以来、イスラム教への正しい理解を求めて活動を続けている。

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  •  ハローキティなどのキャラクター商品で知られるサンリオ(本社・東京、東証1部上場)の東京・銀座の直営店「サンリオワールドギンザ」で、「日本製」「MADE IN JAPAN」と明記したカードが置かれている棚に中国製の商品が陳列され、販売されていたことが早稲田大学ジャーナリズム大学院の学生らの取材班の調べで分かった。商品のタグには小さな文字で「MAED IN CHINA」と記載されているが、中には、その記載部分の上に価格表示のシールが貼られている商品もあった。取材班の指摘に対して、同店の店長は1月14日「担当者の間違いだった」と説明し、これらを是正した。
【トップの写真は、日本製を明示するカードの棚に置かれた中国製の折りたたみ傘と手提げバッグ=2014年1月4日撮影】

    ハローキティショップで原産国不当表示 「日本製」表示の棚に中国製  サンリオワールドギンザ

     ハローキティなどのキャラクター商品で知られるサンリオ(本社・東京、東証1部上場)の東京・銀座の直営店「サンリオワールドギンザ」で、「日本製」「MADE IN JAPAN」と明記したカードが置かれている棚に中国製の商品が陳列され、販売されていたことが早稲田大学ジャーナリズム大学院の学生らの取材班の調べで分かった。商品のタグには小さな文字で「MAED IN CHINA」と記載されているが、中には、その記載部分の上に価格表示のシールが貼られている商品もあった。取材班の指摘に対して、同店の店長は1月14日「担当者の間違いだった」と説明し、これらを是正した。 【トップの写真は、日本製を明示するカードの棚に置かれた中国製の折りたたみ傘と手提げバッグ=2014年1月4日撮影】

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  •  NHK交響楽団コンサートマスター、篠崎史紀さん(50)。熊本で室内楽のリハーサルを一般に公開する企画「マロ塾」の講師を務める。「リハーサル公開は、厨房を見せるようなもの」。観客に見てもらいたいのは、音楽が作られていく過程だ。

    「音楽の厨房」お見せします

     NHK交響楽団コンサートマスター、篠崎史紀さん(50)。熊本で室内楽のリハーサルを一般に公開する企画「マロ塾」の講師を務める。「リハーサル公開は、厨房を見せるようなもの」。観客に見てもらいたいのは、音楽が作られていく過程だ。

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  •   キャッキャッと子供たちの笑い声が上がり、一緒に遊ぶスタッフが優しい笑顔を見せた。ここは埼玉県川越市にある児童養護施設、「埼玉育児院」だ。児童養護施設には、両親の離婚や死亡、行方不明など、様々な理由から家族と暮らせなくなった子供たちが預けられている。養育拒否や児童虐待も少なくなく、多くの子は心に傷を抱えている。

    児童養護施設の子供たちに心のケアを

    キャッキャッと子供たちの笑い声が上がり、一緒に遊ぶスタッフが優しい笑顔を見せた。ここは埼玉県川越市にある児童養護施設、「埼玉育児院」だ。児童養護施設には、両親の離婚や死亡、行方不明など、様々な理由から家族と暮らせなくなった子供たちが預けられている。養育拒否や児童虐待も少なくなく、多くの子は心に傷を抱えている。

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  •   1980年代、中国からの日本への留学ブームが起きたころ、一人の若者が内モンゴルから東京へやってきた。彼は亜細亜大学大学院の修士課程で学び、NHKの中国関係ドキュメンタリー制作チームのアルバイト・スタッフとなった。以来、現在まで、彼は独自の視点で数多くの中国関係映像作品を作ってきた。留学生からベテランのドキュメンタリー・プロデュサーまでの道のりはどんなものだったのか。そして彼自身のこだわりとは。映像制作プロダクション会社の泰山コミュニケーションズ代表・張景生さんに会った。

    母国の姿を隠さず、誇張せず
    映像制作プロダクション会社代表・張景生さん

    1980年代、中国からの日本への留学ブームが起きたころ、一人の若者が内モンゴルから東京へやってきた。彼は亜細亜大学大学院の修士課程で学び、NHKの中国関係ドキュメンタリー制作チームのアルバイト・スタッフとなった。以来、現在まで、彼は独自の視点で数多くの中国関係映像作品を作ってきた。留学生からベテランのドキュメンタリー・プロデュサーまでの道のりはどんなものだったのか。そして彼自身のこだわりとは。映像制作プロダクション会社の泰山コミュニケーションズ代表・張景生さんに会った。

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  •   東京都に住む田中健介さん(23)は、「ヒラオ・コジョー・ザ・グループサウンズ」のギタリストとして活動するかたわら、3月11日の東日本大震災の直後から被災地でのボランティア活動を続けている。「被災地で感じた想いを、音楽を通して東京の人に伝えていきたい」と語る田中さん。音楽家として、一人の若者として、彼はこの大震災をどうとらえたのか。そして音楽は、復興の力となるのだろうか。

    若者ミュージシャンが見た3.11

    東京都に住む田中健介さん(23)は、「ヒラオ・コジョー・ザ・グループサウンズ」のギタリストとして活動するかたわら、3月11日の東日本大震災の直後から被災地でのボランティア活動を続けている。「被災地で感じた想いを、音楽を通して東京の人に伝えていきたい」と語る田中さん。音楽家として、一人の若者として、彼はこの大震災をどうとらえたのか。そして音楽は、復興の力となるのだろうか。

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  • 地下鉄早稲田駅から徒歩30秒。風通しの良い路地に、しょうゆの香ばしい香りが広がる。焼きおにぎり店「えんむすび」が、2010年9月にオープンした。メニューは焼きおにぎりしかない。一番人気のしょうゆ味を筆頭に、うめ、みそ、ゆずコショウ。月替わりの季節限定の味もある。どこか懐かしい味を求めて、昼時には近くの早稲田大学の学生らがずらりと並ぶ。

    街と人をつなぐ 焼きおにぎり店
    しょうゆの香り漂う「えんむすび」

    地下鉄早稲田駅から徒歩30秒。風通しの良い路地に、しょうゆの香ばしい香りが広がる。焼きおにぎり店「えんむすび」が、2010年9月にオープンした。メニューは焼きおにぎりしかない。一番人気のしょうゆ味を筆頭に、うめ、みそ、ゆずコショウ。月替わりの季節限定の味もある。どこか懐かしい味を求めて、昼時には近くの早稲田大学の学生らがずらりと並ぶ。

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  • 戦前、戦後を通して、多くの学生が学生帽をかぶってきた。なかでも、早稲田大学の角帽の形は特殊だ。他の学生帽よりも、頭上の「天井」部分のひし形が大きく角ばっている。創始者の大隈重信が「どんなところでも、早稲田の学生と分かるように」と作らせた。年々、かぶる人は減ってきているが、今も角帽を作り続ける職人と愛用する学生がいる。

    守り続ける「本物の角帽」

    戦前、戦後を通して、多くの学生が学生帽をかぶってきた。なかでも、早稲田大学の角帽の形は特殊だ。他の学生帽よりも、頭上の「天井」部分のひし形が大きく角ばっている。創始者の大隈重信が「どんなところでも、早稲田の学生と分かるように」と作らせた。年々、かぶる人は減ってきているが、今も角帽を作り続ける職人と愛用する学生がいる。

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  • 東京華僑総会は、日本に住む中国系の人々を支援する団体だ。会長の廖(りょう)雅彦さん(66)は、来年から施行される改正入国管理法に強く憤り、日本政府に反対の陳情をしてきた。「私たちも日本に住み永住権を持っている以上、日本人と同じ待遇にすべきで

    在日中国人の権利を守っていく

    東京華僑総会は、日本に住む中国系の人々を支援する団体だ。会長の廖(りょう)雅彦さん(66)は、来年から施行される改正入国管理法に強く憤り、日本政府に反対の陳情をしてきた。「私たちも日本に住み永住権を持っている以上、日本人と同じ待遇にすべきで

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