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  •  北海道に根差した取材をつづけるフリーランスのノンフィクション・ライター、渡辺一史さん。広大な土地をつなぐ鉄道の無人駅を巡り、そこに住む人々の生き方を『北の無人駅から』(2011年、北海道新聞社)に表した。2012年10月4日、第12回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞の受賞作品の選考結果が発表され、同書が地域の共生に根差した作品に贈られる「草の根民主主義部門」大賞を受賞することが決まった。渡辺さんに、ノンフィクションとして地方と人々を描くことについて、お話をうかがった。

    「裏切られなければ、取材が足りない」  第12回早稲田ジャーナリズム大賞 『北の無人駅から』著者 渡辺一史さんに聞く

     北海道に根差した取材をつづけるフリーランスのノンフィクション・ライター、渡辺一史さん。広大な土地をつなぐ鉄道の無人駅を巡り、そこに住む人々の生き方を『北の無人駅から』(2011年、北海道新聞社)に表した。2012年10月4日、第12回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞の受賞作品の選考結果が発表され、同書が地域の共生に根差した作品に贈られる「草の根民主主義部門」大賞を受賞することが決まった。渡辺さんに、ノンフィクションとして地方と人々を描くことについて、お話をうかがった。

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  •  宮城県石巻市の地域紙『石巻かほく』を発行する三陸河北新報社の佐藤紀生さん=編集局編集部次長=は3.11の震災当日、取材先の女川町で被災した。その後、連載企画「私の3.11」=第12回早稲田ジャーナリズム大賞受賞=の取材などにかかわった佐藤さんは、インタビューに対し、被災者取材における葛藤を率直に語ってくれた。
=写真はジャーナリズムコースの学生のインタビューに答える佐藤紀生さん(写真右)

    「私たちは逃げも隠れもできない」 三陸河北新報社編集局 佐藤紀生さん インタビュー

     宮城県石巻市の地域紙『石巻かほく』を発行する三陸河北新報社の佐藤紀生さん=編集局編集部次長=は3.11の震災当日、取材先の女川町で被災した。その後、連載企画「私の3.11」=第12回早稲田ジャーナリズム大賞受賞=の取材などにかかわった佐藤さんは、インタビューに対し、被災者取材における葛藤を率直に語ってくれた。 =写真はジャーナリズムコースの学生のインタビューに答える佐藤紀生さん(写真右)

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  •   広く社会文化と公共の利益に貢献したジャーナリストに贈られる第12回(2012年度)「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」で、三陸河北新報社『石巻かほく』の連載企画「私の3.11」が草の根民主主義部門の奨励賞を受賞した。同社代表である桂直之さんに、被災時の新聞発行の悩みや手応え、「私の3.11」を企画した経緯やこれからの紙面づくりなどについてお話をうかがった。

    「石巻の津波の記憶、外に伝えたい」 第12回早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞 三陸河北新報社常務 桂直之さんインタビュー 

     広く社会文化と公共の利益に貢献したジャーナリストに贈られる第12回(2012年度)「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」で、三陸河北新報社『石巻かほく』の連載企画「私の3.11」が草の根民主主義部門の奨励賞を受賞した。同社代表である桂直之さんに、被災時の新聞発行の悩みや手応え、「私の3.11」を企画した経緯やこれからの紙面づくりなどについてお話をうかがった。

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  •  日中国交正常化40周年を迎える今年、尖閣・釣魚問題で揺れる日本と中国。近海に位置する台湾も「保釣運動」を進め、三者三様の主張が入り乱れています。また、尖閣・釣魚を­漁場とする沖縄は、複雑な思いを抱えこの問題に直面しています。早稲田大学ジャーナリズム大学院のインターネット放送の受講生たちが、この問題で学生たちの生の声を聞くことを目的に番組「学生が尖閣・釣魚問題を考える」を製作し、ネット中継しました。

    早稲田Jスクール・インターネット放送ー学生が尖閣・釣魚を考えるー

     日中国交正常化40周年を迎える今年、尖閣・釣魚問題で揺れる日本と中国。近海に位置する台湾も「保釣運動」を進め、三者三様の主張が入り乱れています。また、尖閣・釣魚を­漁場とする沖縄は、複雑な思いを抱えこの問題に直面しています。早稲田大学ジャーナリズム大学院のインターネット放送の受講生たちが、この問題で学生たちの生の声を聞くことを目的に番組「学生が尖閣・釣魚問題を考える」を製作し、ネット中継しました。

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  •  毎年2月に開催される東京マラソン(東京マラソン財団主催)の一般申し込みが8月1日から8月31日まで実施されている。マラソンブームに火を付けたとされる市民マラソンの一つだが、その抽選方法がどのように行われているのか、明らかにされていなかった。早稲田大学ジャーナリズムコース(Jスクール)取材班の記者が、大会主催者である「東京マラソン財団」に対し情報公開請求を行ったところ、抽選方法に関する記録文書などについて一切存在していなかったことがわかった。
=画像は東京マラソン2013のHP

    東京マラソン、抽選方法の記録文書なし・抽選の公平さは不透明

     毎年2月に開催される東京マラソン(東京マラソン財団主催)の一般申し込みが8月1日から8月31日まで実施されている。マラソンブームに火を付けたとされる市民マラソンの一つだが、その抽選方法がどのように行われているのか、明らかにされていなかった。早稲田大学ジャーナリズムコース(Jスクール)取材班の記者が、大会主催者である「東京マラソン財団」に対し情報公開請求を行ったところ、抽選方法に関する記録文書などについて一切存在していなかったことがわかった。 =画像は東京マラソン2013のHP

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  •  ビデオカメラを手に世界中の紛争地域を駆け回る。山本美香さん(44)はアフガニスタンや、コソボ、チェチェン、イラクなど、10カ国以上を取材してきた、日本人女性では数少ない戦争ジャーナリストの一人。「戦争がなくなる方向に人の心を動かす努力を惜しまない」ことが信念だ。
(この記事は2011年春に取材、同年7月に掲載したものです。再掲載します)

    リアルな戦場を伝えたい

     ビデオカメラを手に世界中の紛争地域を駆け回る。山本美香さん(44)はアフガニスタンや、コソボ、チェチェン、イラクなど、10カ国以上を取材してきた、日本人女性では数少ない戦争ジャーナリストの一人。「戦争がなくなる方向に人の心を動かす努力を惜しまない」ことが信念だ。 (この記事は2011年春に取材、同年7月に掲載したものです。再掲載します)

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  •  未成熟なまま果実を落とし、商品価値を無くしてしまうプラムポックスウイルス(PPV)に感染したウメが、東京都青梅市で多く見つかっている。市内で2012年度に、1万本あまりが処分される見通しだ。今までに処分した数と合わせると、6万5000本あまりあった青梅市のウメ3分の1が処分される計算になる。3年前に青梅市で初めて感染が確認されて以来、調査を行ってきた結果、地域によっては壊滅的な被害を受ける見通しであることが明らかになった。その地名の由来であり観光資源である青梅市にとっては大きな打撃となっている。
 (写真はプラムポックスウイルスに感染した南高梅の葉。原島さんのウメ畑で)

    プラムポックスウイルスに揺れる「梅の里」

     未成熟なまま果実を落とし、商品価値を無くしてしまうプラムポックスウイルス(PPV)に感染したウメが、東京都青梅市で多く見つかっている。市内で2012年度に、1万本あまりが処分される見通しだ。今までに処分した数と合わせると、6万5000本あまりあった青梅市のウメ3分の1が処分される計算になる。3年前に青梅市で初めて感染が確認されて以来、調査を行ってきた結果、地域によっては壊滅的な被害を受ける見通しであることが明らかになった。その地名の由来であり観光資源である青梅市にとっては大きな打撃となっている。  (写真はプラムポックスウイルスに感染した南高梅の葉。原島さんのウメ畑で)

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  •   キャッキャッと子供たちの笑い声が上がり、一緒に遊ぶスタッフが優しい笑顔を見せた。ここは埼玉県川越市にある児童養護施設、「埼玉育児院」だ。児童養護施設には、両親の離婚や死亡、行方不明など、様々な理由から家族と暮らせなくなった子供たちが預けられている。養育拒否や児童虐待も少なくなく、多くの子は心に傷を抱えている。

    児童養護施設の子供たちに心のケアを

    キャッキャッと子供たちの笑い声が上がり、一緒に遊ぶスタッフが優しい笑顔を見せた。ここは埼玉県川越市にある児童養護施設、「埼玉育児院」だ。児童養護施設には、両親の離婚や死亡、行方不明など、様々な理由から家族と暮らせなくなった子供たちが預けられている。養育拒否や児童虐待も少なくなく、多くの子は心に傷を抱えている。

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  •   1980年代、中国からの日本への留学ブームが起きたころ、一人の若者が内モンゴルから東京へやってきた。彼は亜細亜大学大学院の修士課程で学び、NHKの中国関係ドキュメンタリー制作チームのアルバイト・スタッフとなった。以来、現在まで、彼は独自の視点で数多くの中国関係映像作品を作ってきた。留学生からベテランのドキュメンタリー・プロデュサーまでの道のりはどんなものだったのか。そして彼自身のこだわりとは。映像制作プロダクション会社の泰山コミュニケーションズ代表・張景生さんに会った。

    母国の姿を隠さず、誇張せず
    映像制作プロダクション会社代表・張景生さん

    1980年代、中国からの日本への留学ブームが起きたころ、一人の若者が内モンゴルから東京へやってきた。彼は亜細亜大学大学院の修士課程で学び、NHKの中国関係ドキュメンタリー制作チームのアルバイト・スタッフとなった。以来、現在まで、彼は独自の視点で数多くの中国関係映像作品を作ってきた。留学生からベテランのドキュメンタリー・プロデュサーまでの道のりはどんなものだったのか。そして彼自身のこだわりとは。映像制作プロダクション会社の泰山コミュニケーションズ代表・張景生さんに会った。

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  • 2009年5月から12月まで22カ国に青春の足跡を残した濱田真里さん(23) は、現在早稲田大学教育学部の4年生だ。大学3年のとき、1年間休学して旅に出ることを決断した。様々な国での体験を通じて、学生時代を満喫し、将来への繋がりができたという。世界一周の旅は、濱田さんの人生に何をもたらしてきたのか。彼女の変化について聞いた。

    「世界一周」が未来を開いた

    2009年5月から12月まで22カ国に青春の足跡を残した濱田真里さん(23) は、現在早稲田大学教育学部の4年生だ。大学3年のとき、1年間休学して旅に出ることを決断した。様々な国での体験を通じて、学生時代を満喫し、将来への繋がりができたという。世界一周の旅は、濱田さんの人生に何をもたらしてきたのか。彼女の変化について聞いた。

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  • 筑波大学大学院でシステム工学を学んでいる徳田勇也さん(22)は、父親の転勤をきっかけに幼稚園から高校までの大半の期間をフランスとスウェーデンで暮らした帰国子女だ。見た目は日本人学生と変わらないが、性格はヨーロッパ人に近く、まわりの学生は自分を日本人として扱っていないと感じている。彼は自分をどう認識するのか、海外生活経験、さらには留学生との共通点について、聞いた。

    「日本人になる」をめざす帰国子女

    筑波大学大学院でシステム工学を学んでいる徳田勇也さん(22)は、父親の転勤をきっかけに幼稚園から高校までの大半の期間をフランスとスウェーデンで暮らした帰国子女だ。見た目は日本人学生と変わらないが、性格はヨーロッパ人に近く、まわりの学生は自分を日本人として扱っていないと感じている。彼は自分をどう認識するのか、海外生活経験、さらには留学生との共通点について、聞いた。

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  •   東京都に住む田中健介さん(23)は、「ヒラオ・コジョー・ザ・グループサウンズ」のギタリストとして活動するかたわら、3月11日の東日本大震災の直後から被災地でのボランティア活動を続けている。「被災地で感じた想いを、音楽を通して東京の人に伝えていきたい」と語る田中さん。音楽家として、一人の若者として、彼はこの大震災をどうとらえたのか。そして音楽は、復興の力となるのだろうか。

    若者ミュージシャンが見た3.11

    東京都に住む田中健介さん(23)は、「ヒラオ・コジョー・ザ・グループサウンズ」のギタリストとして活動するかたわら、3月11日の東日本大震災の直後から被災地でのボランティア活動を続けている。「被災地で感じた想いを、音楽を通して東京の人に伝えていきたい」と語る田中さん。音楽家として、一人の若者として、彼はこの大震災をどうとらえたのか。そして音楽は、復興の力となるのだろうか。

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  •   都内で鍼灸院を営む内田勝久さん(43)が視力を失ったのは23歳のときだった。だが、その後の活動は多彩だ。鍼灸師として働く一方、ギタリストとして数百人規模のソロコンサートを行い、失明とともにはじめた陸上競技では高跳びで世界視覚障害者選手権大会に出場し、3位を記録したこともある。内田さんのユニークな活動の源には何があるのか。

    見えなくなって、世界を知った

    都内で鍼灸院を営む内田勝久さん(43)が視力を失ったのは23歳のときだった。だが、その後の活動は多彩だ。鍼灸師として働く一方、ギタリストとして数百人規模のソロコンサートを行い、失明とともにはじめた陸上競技では高跳びで世界視覚障害者選手権大会に出場し、3位を記録したこともある。内田さんのユニークな活動の源には何があるのか。

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  • 世界で初めて遺品整理サービスを開拓した吉田太一さん(46)。故人の住まいに残された遺品は、その人が「生きてきた証」だ。親族だけでは対処しきれない、膨大な遺品の整理を通して、「死」の区切りをつける。

    「自立」して生きる ~遺品整理の現場から〜

    世界で初めて遺品整理サービスを開拓した吉田太一さん(46)。故人の住まいに残された遺品は、その人が「生きてきた証」だ。親族だけでは対処しきれない、膨大な遺品の整理を通して、「死」の区切りをつける。

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  • 地下鉄早稲田駅から徒歩30秒。風通しの良い路地に、しょうゆの香ばしい香りが広がる。焼きおにぎり店「えんむすび」が、2010年9月にオープンした。メニューは焼きおにぎりしかない。一番人気のしょうゆ味を筆頭に、うめ、みそ、ゆずコショウ。月替わりの季節限定の味もある。どこか懐かしい味を求めて、昼時には近くの早稲田大学の学生らがずらりと並ぶ。

    街と人をつなぐ 焼きおにぎり店
    しょうゆの香り漂う「えんむすび」

    地下鉄早稲田駅から徒歩30秒。風通しの良い路地に、しょうゆの香ばしい香りが広がる。焼きおにぎり店「えんむすび」が、2010年9月にオープンした。メニューは焼きおにぎりしかない。一番人気のしょうゆ味を筆頭に、うめ、みそ、ゆずコショウ。月替わりの季節限定の味もある。どこか懐かしい味を求めて、昼時には近くの早稲田大学の学生らがずらりと並ぶ。

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  • 卒業式や入学式で、国歌斉唱時に教職員に起立させる校長の職務命令をめぐる裁判が続いている。2011年7月までに、最高裁判所が10回にわたり、職務命令を合憲とする判決を出した。そんな中でも、君が代斉唱時に着席して処分された元教師たちが、訴訟を続けている。

    今なお続く「君が代」起立訴訟/元教師たちの思いは

    卒業式や入学式で、国歌斉唱時に教職員に起立させる校長の職務命令をめぐる裁判が続いている。2011年7月までに、最高裁判所が10回にわたり、職務命令を合憲とする判決を出した。そんな中でも、君が代斉唱時に着席して処分された元教師たちが、訴訟を続けている。

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  • 首都圏の駅でホームドア設置が進んでいる。電車が止まったときにだけ開き、乗客の転落事故を防止する。JR東日本は2011年7月、高田馬場駅を含む9駅で、2014年3月までにホームドアを設置すると発表した。高田馬場駅は周辺に日本点字図書館、日本盲人福祉センターなどの施設が集中しており、視覚障害者の団体から、ホームドア設置を求める声がJR東日本へ寄せられていた。

    JR高田馬場駅にホームドア設置へ
    背景に視覚障害者の願い

    首都圏の駅でホームドア設置が進んでいる。電車が止まったときにだけ開き、乗客の転落事故を防止する。JR東日本は2011年7月、高田馬場駅を含む9駅で、2014年3月までにホームドアを設置すると発表した。高田馬場駅は周辺に日本点字図書館、日本盲人福祉センターなどの施設が集中しており、視覚障害者の団体から、ホームドア設置を求める声がJR東日本へ寄せられていた。

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  • 戦前、戦後を通して、多くの学生が学生帽をかぶってきた。なかでも、早稲田大学の角帽の形は特殊だ。他の学生帽よりも、頭上の「天井」部分のひし形が大きく角ばっている。創始者の大隈重信が「どんなところでも、早稲田の学生と分かるように」と作らせた。年々、かぶる人は減ってきているが、今も角帽を作り続ける職人と愛用する学生がいる。

    守り続ける「本物の角帽」

    戦前、戦後を通して、多くの学生が学生帽をかぶってきた。なかでも、早稲田大学の角帽の形は特殊だ。他の学生帽よりも、頭上の「天井」部分のひし形が大きく角ばっている。創始者の大隈重信が「どんなところでも、早稲田の学生と分かるように」と作らせた。年々、かぶる人は減ってきているが、今も角帽を作り続ける職人と愛用する学生がいる。

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  • 東京華僑総会は、日本に住む中国系の人々を支援する団体だ。会長の廖(りょう)雅彦さん(66)は、来年から施行される改正入国管理法に強く憤り、日本政府に反対の陳情をしてきた。「私たちも日本に住み永住権を持っている以上、日本人と同じ待遇にすべきで

    在日中国人の権利を守っていく

    東京華僑総会は、日本に住む中国系の人々を支援する団体だ。会長の廖(りょう)雅彦さん(66)は、来年から施行される改正入国管理法に強く憤り、日本政府に反対の陳情をしてきた。「私たちも日本に住み永住権を持っている以上、日本人と同じ待遇にすべきで

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  • 「日本を見れば韓国の未来が見える」という思いから、自ら東京勤務を志望したキム・ヒョンソクさん(45)は、韓国放送公社(KBS)のベテラン番組ディレクターだ。東日本大震災の被災者が、絶望の中で希望を見出していく姿を韓国の視聴者に伝え、「感動的だ」と視聴者に好評だった。

    報道で韓国と日本をつなぎたい

    「日本を見れば韓国の未来が見える」という思いから、自ら東京勤務を志望したキム・ヒョンソクさん(45)は、韓国放送公社(KBS)のベテラン番組ディレクターだ。東日本大震災の被災者が、絶望の中で希望を見出していく姿を韓国の視聴者に伝え、「感動的だ」と視聴者に好評だった。

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