社会 Archive

  • 鳩山政権の閣僚18人のうち7人の記者会見について、だれが主催者なのか、省庁と記者クラブで見解が一致していないことが早稲田大学ジャーナリズム大学院「調査報道の方法」取材班の調べでわかった。

    大臣記者会見、だれが主催?省庁と記者クラブ、7閣僚で見解不一致J-School院生の調査で判明

    鳩山政権の閣僚18人のうち7人の記者会見について、だれが主催者なのか、省庁と記者クラブで見解が一致していないことが早稲田大学ジャーナリズム大学院「調査報道の方法」取材班の調べでわかった。

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  • 「Spork!」記者による全18閣僚記者会見への参加要請に、各省庁・記者クラブは様々な反応を見せた。「大臣記者会見の開放」と単純には言えない実態が明らかになった。

    全18閣僚記者会見、その実態は千差万別

    「Spork!」記者による全18閣僚記者会見への参加要請に、各省庁・記者クラブは様々な反応を見せた。「大臣記者会見の開放」と単純には言えない実態が明らかになった。

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  • 2009年の夏、1軒の理髪店が店を閉じた。早稲田大学南門前で45年間、学生たちの髪を切ってきた「ヘアーサロン ホソカワ」だ。7月30日、長い間親しまれた店とその閉店を惜しむ学生たちやOBの1日を追った。

    早大生に愛された理髪店、45年の幕を閉じる

    2009年の夏、1軒の理髪店が店を閉じた。早稲田大学南門前で45年間、学生たちの髪を切ってきた「ヘアーサロン ホソカワ」だ。7月30日、長い間親しまれた店とその閉店を惜しむ学生たちやOBの1日を追った。

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  • 東京・渋谷の宮下公園の野宿者たちが追われようとしている。桑原敏武・渋谷区長は6月の区議会で同公園の命名権をナイキジャパンに売却し、秋にも全面改修することを明らかにした。着工が始まれば野宿者たちは住み続けることができなくなる。彼らの声を聞いた。

    渋谷のテント村・宮下公園の終わり

    東京・渋谷の宮下公園の野宿者たちが追われようとしている。桑原敏武・渋谷区長は6月の区議会で同公園の命名権をナイキジャパンに売却し、秋にも全面改修することを明らかにした。着工が始まれば野宿者たちは住み続けることができなくなる。彼らの声を聞いた。

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  • ミシュランの観光ガイドで三ツ星を得た東京の高尾山は人気の観光地だが、その近くに「裏高尾」があることはほとんど知られていない。ここで2009年4月、ある「森」が一般開放された。第二の人気スポットを目指すのか、それとも? 現地で人々の思いを聞いた。

    もう一つの高尾山 「こげさわの森」のもどかしさ

    ミシュランの観光ガイドで三ツ星を得た東京の高尾山は人気の観光地だが、その近くに「裏高尾」があることはほとんど知られていない。ここで2009年4月、ある「森」が一般開放された。第二の人気スポットを目指すのか、それとも? 現地で人々の思いを聞いた。

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  • 早稲田大学生協のオリジナル商品「焼き立てパン」が学生たちに人気だ。22種類あって、昼前になると、売り場は学生たちで賑わう。私も食べてみた。たしかにおいしい。でも、「焼き立て」って本当だろうか。どこで、だれが作っているのだろう。

    早稲田大学生協「焼き立てパン」の舞台裏

    早稲田大学生協のオリジナル商品「焼き立てパン」が学生たちに人気だ。22種類あって、昼前になると、売り場は学生たちで賑わう。私も食べてみた。たしかにおいしい。でも、「焼き立て」って本当だろうか。どこで、だれが作っているのだろう。

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  • スギ花粉症の患者が近年急増している。98年には国民の罹病率は16.2%だったが、08年には26.5%に達した。それに対して唯一、花粉症を「治す」可能性があるのが免疫療法である。これは、原因となる抗原を体内に取り込むことで患者の体質を変える治療法である。その一つ、舌下免疫療法について、第59回日本アレルギー学会秋季学術大会にて講演した、千葉大学大学院医学研究院の堀口茂俊医師に話を聞いた。

    花粉症を根本から治すために 舌下免疫療法

    スギ花粉症の患者が近年急増している。98年には国民の罹病率は16.2%だったが、08年には26.5%に達した。それに対して唯一、花粉症を「治す」可能性があるのが免疫療法である。これは、原因となる抗原を体内に取り込むことで患者の体質を変える治療法である。その一つ、舌下免疫療法について、第59回日本アレルギー学会秋季学術大会にて講演した、千葉大学大学院医学研究院の堀口茂俊医師に話を聞いた。

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  • 「必要なのは、真実を伝えること。そして、本物の記者」

巨大な権力を前に、ラッセル・クロウ演じるジャーナリスト、カルを中心とした、決して目を話すことができないサスペンス映画である。 終盤にいくにつれて、明らかな真実が次々と浮かび上がり、観客を映画の中に引きずり込んでいく。

    「消されたヘッドライン」インプレッション記事

    「必要なのは、真実を伝えること。そして、本物の記者」 巨大な権力を前に、ラッセル・クロウ演じるジャーナリスト、カルを中心とした、決して目を話すことができないサスペンス映画である。 終盤にいくにつれて、明らかな真実が次々と浮かび上がり、観客を映画の中に引きずり込んでいく。

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  •  ベネッセコーポレーションの福武總一郎会長(63)が、2009年9月6日午前、直島福武美術館財団広木荘において、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコースの学生6人のインタビューに応じた。主なテーマは「ジャーナリズムについて」。福武会長は、ジャーナリズムの過去の不作為を厳しく指摘した上で今後への期待感を表明した。将来、メディア人を目指す学生にとっては刺激的なインタビューとなった。
(注) 直島福武美術館財団は、直島にある「地中美術館」を運営しており、福武会長は同財団理事長を務めている。ジャーナリズムコースの学生は広木荘に宿泊しながら2週間のインターンシップ活動をした。

    早大院生、福武ベネッセ会長の「ジャーナリズム観」に迫る

     ベネッセコーポレーションの福武總一郎会長(63)が、2009年9月6日午前、直島福武美術館財団広木荘において、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコースの学生6人のインタビューに応じた。主なテーマは「ジャーナリズムについて」。福武会長は、ジャーナリズムの過去の不作為を厳しく指摘した上で今後への期待感を表明した。将来、メディア人を目指す学生にとっては刺激的なインタビューとなった。 (注) 直島福武美術館財団は、直島にある「地中美術館」を運営しており、福武会長は同財団理事長を務めている。ジャーナリズムコースの学生は広木荘に宿泊しながら2週間のインターンシップ活動をした。

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  • 古い町並みが残り、「家プロジェクト」が展開される直島・本村地区。「和cafeぐぅ」はその一角の古民家を利用して3年前に開店した。高松市にある香川大学の学生たちが出資し、自分たちで店を経営する「学生ベンチャー」のカフェである。店内に「和cafeぐぅ」の三代目店長、下田達郎さん(22)=香川大学経済学部4年生=に話を聞いた。

    学生がカフェ経営 「ぐぅ」な試みで地域貢献

    古い町並みが残り、「家プロジェクト」が展開される直島・本村地区。「和cafeぐぅ」はその一角の古民家を利用して3年前に開店した。高松市にある香川大学の学生たちが出資し、自分たちで店を経営する「学生ベンチャー」のカフェである。店内に「和cafeぐぅ」の三代目店長、下田達郎さん(22)=香川大学経済学部4年生=に話を聞いた。

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  • 直島町本村農協の横の細い路地を入ると、たたみ二畳ほどの小さなお店がある。そこでは、ギタリスト、バイオリニスト、ダンサーなど、かわいい笑顔の空き缶たちがお客さんを迎えてくれる。児島彰さん(65)、利子さん(61)夫妻が経営する「よいち座」である

    エコとアートの結びつき―空き缶アート「よいち座」

    直島町本村農協の横の細い路地を入ると、たたみ二畳ほどの小さなお店がある。そこでは、ギタリスト、バイオリニスト、ダンサーなど、かわいい笑顔の空き缶たちがお客さんを迎えてくれる。児島彰さん(65)、利子さん(61)夫妻が経営する「よいち座」である

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  • 2010年の海の日、直島、豊島、犬島など瀬戸内海の7つの島々を舞台に、「海の復権」をテーマとした瀬戸内国際芸術祭が始まる。100日間の会期中、約30万人の来場者が見込まれるが、主会場となる直島には、増加する観光客の車対策という大きな課題が浮上している。

    「瀬戸内再発見」~芸術祭に向け、直島の内なる課題

    2010年の海の日、直島、豊島、犬島など瀬戸内海の7つの島々を舞台に、「海の復権」をテーマとした瀬戸内国際芸術祭が始まる。100日間の会期中、約30万人の来場者が見込まれるが、主会場となる直島には、増加する観光客の車対策という大きな課題が浮上している。

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  • 豊島の家浦港の近くに「シーサイド大西」というカフェがある。1977年に開店し、産廃問題で揺れる豊島の歴史をともにしてきた。女主人として一人で「シーサイド大西」を経営する大西妃佐子さん(69)に、豊島の30年について聞いた。

    シーサイド大西と豊島の三十年

    豊島の家浦港の近くに「シーサイド大西」というカフェがある。1977年に開店し、産廃問題で揺れる豊島の歴史をともにしてきた。女主人として一人で「シーサイド大西」を経営する大西妃佐子さん(69)に、豊島の30年について聞いた。

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  •  豊島(香川県土庄町)の住民や棚田保存会、直島福武美術館財団らは、今年7月、草や竹林で覆われている豊島の休耕田を棚田として再生させる作業をスタートした。瀬戸内海の島々を舞台に開催される2010年7月の「瀬戸内国際芸術祭」を機会に始まった豊島再生「食プロジェクト」の大切な一環である。

    豊島 棚田再生に奮闘中
    世界がうらやむ楽園へ

     豊島(香川県土庄町)の住民や棚田保存会、直島福武美術館財団らは、今年7月、草や竹林で覆われている豊島の休耕田を棚田として再生させる作業をスタートした。瀬戸内海の島々を舞台に開催される2010年7月の「瀬戸内国際芸術祭」を機会に始まった豊島再生「食プロジェクト」の大切な一環である。

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  •  豊島は、清水がこんこんと湧く棚田の美しい島だ。もともと漁業、農業、石材業が盛んだった。しかし産廃問題の解決のため、島民が産廃の現状を語りマスコミが取材に来ればくるほど「豊島=産廃」のイメージが強くなっていった。島民の必死の活動によって産廃問題が解決へ向かうのと引き換えに、豊島は風評被害によって農業を失った。

    今も残る風評被害、はやく食べたい『豊島みかん』

     豊島は、清水がこんこんと湧く棚田の美しい島だ。もともと漁業、農業、石材業が盛んだった。しかし産廃問題の解決のため、島民が産廃の現状を語りマスコミが取材に来ればくるほど「豊島=産廃」のイメージが強くなっていった。島民の必死の活動によって産廃問題が解決へ向かうのと引き換えに、豊島は風評被害によって農業を失った。

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  •  世界不況の様相を呈する今、世界各国が内需を刺激するため、多種多様な策を試している。中国でも2007年末から農村消費市場を底上げするため実験的に「家電下郷」というプロジェクトを実施してきた。そして今年、中国中国商務部と財務部は全国31省・市・自治区に拡大することを決定。ついに全国展開されるようになった。中国政府が期待をかける家電下郷とはどのようなものなのか。

    中国農村の内需に点火した「家電下郷」

     世界不況の様相を呈する今、世界各国が内需を刺激するため、多種多様な策を試している。中国でも2007年末から農村消費市場を底上げするため実験的に「家電下郷」というプロジェクトを実施してきた。そして今年、中国中国商務部と財務部は全国31省・市・自治区に拡大することを決定。ついに全国展開されるようになった。中国政府が期待をかける家電下郷とはどのようなものなのか。

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  •  今年も10/31-11/1の日程で行われる科学と社会をつなぐ祭典、「サイエンスアゴラ」。早稲田大学J-School・MAJESTyからも、3年連続で出典します。

 今回のテーマは「裁判員変革の時代〜3次元CGの導入を考える〜」。裁判員制度も始まり、「司法の場における科学」が注目を浴びている現在、「裁判への科学適用の新しいかたち」としてのCG導入を考えるシンポジウムです。

    特集号:サイエンスアゴラ企画
    「裁判変革の時代〜3次元CGの導入を考える〜」

     今年も10/31-11/1の日程で行われる科学と社会をつなぐ祭典、「サイエンスアゴラ」。早稲田大学J-School・MAJESTyからも、3年連続で出典します。  今回のテーマは「裁判員変革の時代〜3次元CGの導入を考える〜」。裁判員制度も始まり、「司法の場における科学」が注目を浴びている現在、「裁判への科学適用の新しいかたち」としてのCG導入を考えるシンポジウムです。

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  • 裁判員裁判におけるこれからの弁護活動や裁判のあり方を通してのCGの展望を、今回のシンポジウムの登壇者である弁護士・四宮啓さん(国学院際学法科大学院教授)に伺った。

    弁護士・四宮啓さんインタビュー

    裁判員裁判におけるこれからの弁護活動や裁判のあり方を通してのCGの展望を、今回のシンポジウムの登壇者である弁護士・四宮啓さん(国学院際学法科大学院教授)に伺った。

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  • シンポジウム開催に先立ち、裁判の現場を取材しているNHK報道局社会部記者であり、登壇者である上田真理子さんに話を伺った。

    記者 上田真理子さんインタビュー

    シンポジウム開催に先立ち、裁判の現場を取材しているNHK報道局社会部記者であり、登壇者である上田真理子さんに話を伺った。

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  • 新宿・歌舞伎町のメインストリート「セントラルロード」。夕方6時、黄緑のベストをつけた集団が近づいてくると、道をふさいでいた黒いスーツの男たちは一斉にその場から散っていった。

    ホストと連携してパトロール
    歌舞伎町を健全な繁華街に

    新宿・歌舞伎町のメインストリート「セントラルロード」。夕方6時、黄緑のベストをつけた集団が近づいてくると、道をふさいでいた黒いスーツの男たちは一斉にその場から散っていった。

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