文化 Archive

  •  NHK交響楽団コンサートマスター、篠崎史紀さん(50)。熊本で室内楽のリハーサルを一般に公開する企画「マロ塾」の講師を務める。「リハーサル公開は、厨房を見せるようなもの」。観客に見てもらいたいのは、音楽が作られていく過程だ。

    「音楽の厨房」お見せします

     NHK交響楽団コンサートマスター、篠崎史紀さん(50)。熊本で室内楽のリハーサルを一般に公開する企画「マロ塾」の講師を務める。「リハーサル公開は、厨房を見せるようなもの」。観客に見てもらいたいのは、音楽が作られていく過程だ。

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  •   キャッキャッと子供たちの笑い声が上がり、一緒に遊ぶスタッフが優しい笑顔を見せた。ここは埼玉県川越市にある児童養護施設、「埼玉育児院」だ。児童養護施設には、両親の離婚や死亡、行方不明など、様々な理由から家族と暮らせなくなった子供たちが預けられている。養育拒否や児童虐待も少なくなく、多くの子は心に傷を抱えている。

    児童養護施設の子供たちに心のケアを

    キャッキャッと子供たちの笑い声が上がり、一緒に遊ぶスタッフが優しい笑顔を見せた。ここは埼玉県川越市にある児童養護施設、「埼玉育児院」だ。児童養護施設には、両親の離婚や死亡、行方不明など、様々な理由から家族と暮らせなくなった子供たちが預けられている。養育拒否や児童虐待も少なくなく、多くの子は心に傷を抱えている。

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  •   1980年代、中国からの日本への留学ブームが起きたころ、一人の若者が内モンゴルから東京へやってきた。彼は亜細亜大学大学院の修士課程で学び、NHKの中国関係ドキュメンタリー制作チームのアルバイト・スタッフとなった。以来、現在まで、彼は独自の視点で数多くの中国関係映像作品を作ってきた。留学生からベテランのドキュメンタリー・プロデュサーまでの道のりはどんなものだったのか。そして彼自身のこだわりとは。映像制作プロダクション会社の泰山コミュニケーションズ代表・張景生さんに会った。

    母国の姿を隠さず、誇張せず
    映像制作プロダクション会社代表・張景生さん

    1980年代、中国からの日本への留学ブームが起きたころ、一人の若者が内モンゴルから東京へやってきた。彼は亜細亜大学大学院の修士課程で学び、NHKの中国関係ドキュメンタリー制作チームのアルバイト・スタッフとなった。以来、現在まで、彼は独自の視点で数多くの中国関係映像作品を作ってきた。留学生からベテランのドキュメンタリー・プロデュサーまでの道のりはどんなものだったのか。そして彼自身のこだわりとは。映像制作プロダクション会社の泰山コミュニケーションズ代表・張景生さんに会った。

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  •   東京都に住む田中健介さん(23)は、「ヒラオ・コジョー・ザ・グループサウンズ」のギタリストとして活動するかたわら、3月11日の東日本大震災の直後から被災地でのボランティア活動を続けている。「被災地で感じた想いを、音楽を通して東京の人に伝えていきたい」と語る田中さん。音楽家として、一人の若者として、彼はこの大震災をどうとらえたのか。そして音楽は、復興の力となるのだろうか。

    若者ミュージシャンが見た3.11

    東京都に住む田中健介さん(23)は、「ヒラオ・コジョー・ザ・グループサウンズ」のギタリストとして活動するかたわら、3月11日の東日本大震災の直後から被災地でのボランティア活動を続けている。「被災地で感じた想いを、音楽を通して東京の人に伝えていきたい」と語る田中さん。音楽家として、一人の若者として、彼はこの大震災をどうとらえたのか。そして音楽は、復興の力となるのだろうか。

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  • 地下鉄早稲田駅から徒歩30秒。風通しの良い路地に、しょうゆの香ばしい香りが広がる。焼きおにぎり店「えんむすび」が、2010年9月にオープンした。メニューは焼きおにぎりしかない。一番人気のしょうゆ味を筆頭に、うめ、みそ、ゆずコショウ。月替わりの季節限定の味もある。どこか懐かしい味を求めて、昼時には近くの早稲田大学の学生らがずらりと並ぶ。

    街と人をつなぐ 焼きおにぎり店
    しょうゆの香り漂う「えんむすび」

    地下鉄早稲田駅から徒歩30秒。風通しの良い路地に、しょうゆの香ばしい香りが広がる。焼きおにぎり店「えんむすび」が、2010年9月にオープンした。メニューは焼きおにぎりしかない。一番人気のしょうゆ味を筆頭に、うめ、みそ、ゆずコショウ。月替わりの季節限定の味もある。どこか懐かしい味を求めて、昼時には近くの早稲田大学の学生らがずらりと並ぶ。

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  • 戦前、戦後を通して、多くの学生が学生帽をかぶってきた。なかでも、早稲田大学の角帽の形は特殊だ。他の学生帽よりも、頭上の「天井」部分のひし形が大きく角ばっている。創始者の大隈重信が「どんなところでも、早稲田の学生と分かるように」と作らせた。年々、かぶる人は減ってきているが、今も角帽を作り続ける職人と愛用する学生がいる。

    守り続ける「本物の角帽」

    戦前、戦後を通して、多くの学生が学生帽をかぶってきた。なかでも、早稲田大学の角帽の形は特殊だ。他の学生帽よりも、頭上の「天井」部分のひし形が大きく角ばっている。創始者の大隈重信が「どんなところでも、早稲田の学生と分かるように」と作らせた。年々、かぶる人は減ってきているが、今も角帽を作り続ける職人と愛用する学生がいる。

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  • 東京華僑総会は、日本に住む中国系の人々を支援する団体だ。会長の廖(りょう)雅彦さん(66)は、来年から施行される改正入国管理法に強く憤り、日本政府に反対の陳情をしてきた。「私たちも日本に住み永住権を持っている以上、日本人と同じ待遇にすべきで

    在日中国人の権利を守っていく

    東京華僑総会は、日本に住む中国系の人々を支援する団体だ。会長の廖(りょう)雅彦さん(66)は、来年から施行される改正入国管理法に強く憤り、日本政府に反対の陳情をしてきた。「私たちも日本に住み永住権を持っている以上、日本人と同じ待遇にすべきで

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  • 僕らは他の命を食べて生きている。でも僕らが食べるその命が、どのように育てられ、どのように断たれたのか、僕らは知らない。そのぐらい知っておきたいと思った僕は、食肉の現場を歩き始めた。

    ある雑食動物の思案 
    ~食肉と命を追って~

    僕らは他の命を食べて生きている。でも僕らが食べるその命が、どのように育てられ、どのように断たれたのか、僕らは知らない。そのぐらい知っておきたいと思った僕は、食肉の現場を歩き始めた。

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  • 「僕の作った銅人形が、夜中にひとりでに動き出す姿を想像するとワクワクするじゃない」。東京都立川市に住む赤川政由さん(60)は、大きな体を揺すりながら話した。25歳で銅版造形作家となって以来、作り続けた300体以上の銅人形が、全国の街角で道行く人をなごませている。

    銅人形で「楽しい街」づくりを

    「僕の作った銅人形が、夜中にひとりでに動き出す姿を想像するとワクワクするじゃない」。東京都立川市に住む赤川政由さん(60)は、大きな体を揺すりながら話した。25歳で銅版造形作家となって以来、作り続けた300体以上の銅人形が、全国の街角で道行く人をなごませている。

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  •   下駄をはいてタップを踊る早稲田大学のダンスサークル「下駄っぱーず」が活躍の場を広げている。早稲田祭だけでなく慶応義塾大学の三田祭や赤坂BLITZでも踊った。「下駄っぷ」の魅力は何だろうか。踊っている人たちの思いは。サークル創設メンバーの一人で2009年度副幹事長を務めた松井亮佑さん(政治経済学部4年)に聞いた。【取材日:6月14日】

    下駄の魔法で笑顔を広げたい
    サークル「下駄っぱーず」2009年度副幹事長 早稲田大学政治経済学部4年生、松井亮佑さん

    下駄をはいてタップを踊る早稲田大学のダンスサークル「下駄っぱーず」が活躍の場を広げている。早稲田祭だけでなく慶応義塾大学の三田祭や赤坂BLITZでも踊った。「下駄っぷ」の魅力は何だろうか。踊っている人たちの思いは。サークル創設メンバーの一人で2009年度副幹事長を務めた松井亮佑さん(政治経済学部4年)に聞いた。【取材日:6月14日】

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