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  •  2011年の東日本大震災から7年。阿部浩一福島大学教授(50)は、「ふくしま資料保存活動ネットワーク」の代表として、震災で危機に瀕した歴史資料を保存する活動を続けている。被災地の記憶を次の世代へ残すため活動する阿部教授を追うと、福島の人と共に歩もうとする姿が見えてきた。

(トップの写真:明治期の手紙を一枚一枚、丁寧にめくり、シャッターに収める阿部教授と学生たち=2018年5月23日、福島大学、門間圭祐撮影)

    被災地のDNAを残す
    歴史資料保存活動がつなぐ記憶

     2011年の東日本大震災から7年。阿部浩一福島大学教授(50)は、「ふくしま資料保存活動ネットワーク」の代表として、震災で危機に瀕した歴史資料を保存する活動を続けている。被災地の記憶を次の世代へ残すため活動する阿部教授を追うと、福島の人と共に歩もうとする姿が見えてきた。 (トップの写真:明治期の手紙を一枚一枚、丁寧にめくり、シャッターに収める阿部教授と学生たち=2018年5月23日、福島大学、門間圭祐撮影)

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  •  様々な生きづらさを抱えた子供達に家庭や学校以外の居場所を提供するNPO法人、ハーフタイム(東京都葛飾区、石原啓子理事長)。2010年に当時、早稲田大学在学中だった三枝功侍さん(30)が立ちあげた。心を閉ざしがちな子供達に寄り添い続け、「クサさん」の愛称で親しまれている。子供達が自分たちの居場所を見つけ、同団体を必要としなくなる日まで、「いま彼らが求めること、自分が出来ることをしたい」と話す。

(トップの写真:子供達にとってお兄さん的存在の三枝功侍さん=2018年6月13日、東京都葛飾区金町、ハーフタイムのたまり場、金安如依撮影)

    子供達に「第3の居場所」を提供したい

     様々な生きづらさを抱えた子供達に家庭や学校以外の居場所を提供するNPO法人、ハーフタイム(東京都葛飾区、石原啓子理事長)。2010年に当時、早稲田大学在学中だった三枝功侍さん(30)が立ちあげた。心を閉ざしがちな子供達に寄り添い続け、「クサさん」の愛称で親しまれている。子供達が自分たちの居場所を見つけ、同団体を必要としなくなる日まで、「いま彼らが求めること、自分が出来ることをしたい」と話す。 (トップの写真:子供達にとってお兄さん的存在の三枝功侍さん=2018年6月13日、東京都葛飾区金町、ハーフタイムのたまり場、金安如依撮影)

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  •  里親家庭や養子縁組の家族らを被写体とした写真展「フォスター」が、6月2日から7月1日まで東京都世田谷区で開催された。親子が一緒に台所に立つ姿やこたつでくつろぐ姿など、何気ない家族の日常を切り取った写真が並んだ。企画した神奈川県川崎市の写真家・江連麻紀さん(38)に、伝えたい思いを聞いた。

(トップの写真:写真展を企画した江連麻紀さん。カメラを向ける先には、生きづらさを抱えた人が多い=2018年6月12日、東京都世田谷区、清水郁撮影)

    「完璧じゃなくていい」
    里親家庭や養子縁組家族を撮る写真家・江連麻紀さん

     里親家庭や養子縁組の家族らを被写体とした写真展「フォスター」が、6月2日から7月1日まで東京都世田谷区で開催された。親子が一緒に台所に立つ姿やこたつでくつろぐ姿など、何気ない家族の日常を切り取った写真が並んだ。企画した神奈川県川崎市の写真家・江連麻紀さん(38)に、伝えたい思いを聞いた。 (トップの写真:写真展を企画した江連麻紀さん。カメラを向ける先には、生きづらさを抱えた人が多い=2018年6月12日、東京都世田谷区、清水郁撮影)

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  •  「セクシュアル・ハラスメント」は、29年前の裁判がきっかけで広まった言葉だった。この訴訟を担当したのは第二東京弁護士会所属の角田由紀子さん(75)。元財務事務次官による女性記者へのセクハラ問題で、財務省が被害者に名乗り出るように求めた際、撤回を求めて署名活動を行った。30年近く「セクハラ」問題と向き合う角田さんに、自身の体験と照らし合わせて現状をどう見ているか聞いた。

(トップの写真:「30年経っても性差別の構造は変わっていない」と語る角田由紀子弁護士=2018年6月21日、東京都千代田区の弁護士会館、平木場大器撮影)

    「セクハラ」問題と戦い続ける弁護士

     「セクシュアル・ハラスメント」は、29年前の裁判がきっかけで広まった言葉だった。この訴訟を担当したのは第二東京弁護士会所属の角田由紀子さん(75)。元財務事務次官による女性記者へのセクハラ問題で、財務省が被害者に名乗り出るように求めた際、撤回を求めて署名活動を行った。30年近く「セクハラ」問題と向き合う角田さんに、自身の体験と照らし合わせて現状をどう見ているか聞いた。 (トップの写真:「30年経っても性差別の構造は変わっていない」と語る角田由紀子弁護士=2018年6月21日、東京都千代田区の弁護士会館、平木場大器撮影)

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  •  今年3月31日、福島県浪江町の避難指示が一部を除き解除された。同町の特定非営利法人Jinの代表である川村博さん(62)は、浪江を花の一大産地として復興させようと、3年前から花卉栽培を続けている。原発事故後、野菜の栽培が難しくなり、花の栽培に切り替えた。当初は出荷方法さえわからず、価格も伸び悩んだ。だが、苗の仕入れや取引方法を独自に工夫し、現在では全国で5本の指に入るほどのトルコギキョウを出荷するまでになった。避難指示解除から1か月のこの地で、川村さんは今何を思うのか。ゴールデンウィーク真っただなかの5月5日、復旧したばかりの常磐線に乗って会いに出掛けた。

(トップの写真 : 「農業で食っていけることを証明したい」と語る川村博さん=2017年5月5日、福島県浪江町、森江勇歩撮影)

    「日本一の花をつくる」
    花卉栽培による復興をめざして

     今年3月31日、福島県浪江町の避難指示が一部を除き解除された。同町の特定非営利法人Jinの代表である川村博さん(62)は、浪江を花の一大産地として復興させようと、3年前から花卉栽培を続けている。原発事故後、野菜の栽培が難しくなり、花の栽培に切り替えた。当初は出荷方法さえわからず、価格も伸び悩んだ。だが、苗の仕入れや取引方法を独自に工夫し、現在では全国で5本の指に入るほどのトルコギキョウを出荷するまでになった。避難指示解除から1か月のこの地で、川村さんは今何を思うのか。ゴールデンウィーク真っただなかの5月5日、復旧したばかりの常磐線に乗って会いに出掛けた。 (トップの写真 : 「農業で食っていけることを証明したい」と語る川村博さん=2017年5月5日、福島県浪江町、森江勇歩撮影)

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  •  早稲田通りにある「早稲田小劇場どらま館」の1階に今年6月、コッペパンを使った軽食店「COPPE(コッペ)」がオープンした。コッペパンは最近テレビの情報番組などで頻繁に特集されたり、料理本なども売り出されたりしてブームとなっている。手軽で単価も安く、ボリュームもあることが理由のようだ。昔はよく給食などで出され、懐かしさから手に取る人も多いのではないだろうか。手軽な美味しさは、早稲田生にウケるのか。

(トップの写真:「COPPE」で販売中のイチゴ&ホイップコッペとアイスティー。早稲田生なら、休憩時に大隈庭園で食べるのもいい=東京都新宿区の大隈庭園で、2017年7月19日、二神花帆撮影)

    早稲田通りに「COPPE」開店
    コッペパンブーム到来

     早稲田通りにある「早稲田小劇場どらま館」の1階に今年6月、コッペパンを使った軽食店「COPPE(コッペ)」がオープンした。コッペパンは最近テレビの情報番組などで頻繁に特集されたり、料理本なども売り出されたりしてブームとなっている。手軽で単価も安く、ボリュームもあることが理由のようだ。昔はよく給食などで出され、懐かしさから手に取る人も多いのではないだろうか。手軽な美味しさは、早稲田生にウケるのか。 (トップの写真:「COPPE」で販売中のイチゴ&ホイップコッペとアイスティー。早稲田生なら、休憩時に大隈庭園で食べるのもいい=東京都新宿区の大隈庭園で、2017年7月19日、二神花帆撮影)

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  •  「気軽に参加できて、ニーズにあったボランティアを提供したい」。千葉県市川市在住の立正大4年生、武井裕典さん(22)は、東日本大震災支援のための学生団体「Youth for(ユース・フォー)3.11」の代表を務めている。若者による東北への支援を継続的に続け、新たに関東の中山間地域へもボランティアの派遣を始めた。一時は減少傾向にあった派遣人数も、また増え始めているという。

(トップの写真:「ユース・フォー・3.11」代表の武井裕典さん=東京都品川区のオフィス前で、2017年5月12日、二神花帆撮影)

    継続可能なボランティア作りを目指して
    学生団体代表・武井裕典さん

     「気軽に参加できて、ニーズにあったボランティアを提供したい」。千葉県市川市在住の立正大4年生、武井裕典さん(22)は、東日本大震災支援のための学生団体「Youth for(ユース・フォー)3.11」の代表を務めている。若者による東北への支援を継続的に続け、新たに関東の中山間地域へもボランティアの派遣を始めた。一時は減少傾向にあった派遣人数も、また増え始めているという。 (トップの写真:「ユース・フォー・3.11」代表の武井裕典さん=東京都品川区のオフィス前で、2017年5月12日、二神花帆撮影)

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  • 早稲田大学の劇団「森(しん)」が今年6月末から上演した現代劇「ドキュメンタリー」が、盛況で幕を閉じた。全6公演の観客動員数は計250人で、最終日には当日券を求めて観客が列をなした。男女の恋愛バトルや人の生死といったいわゆる劇的な展開はない。しかし、なぜこの劇は人気を集めたのだろうか。脚本・演出を担当した早稲田大学文学部3年の川口コウ(21)さんに、作品にこめた思いを聞いた。

(トップの写真:「ドキュメンタリー」で脚本・演出を担当した川口コウさん=2017年7月、東京都新宿区西早稲田、河野さくら撮影)

    現代劇「ドキュメンタリー」が盛況

    早稲田大学の劇団「森(しん)」が今年6月末から上演した現代劇「ドキュメンタリー」が、盛況で幕を閉じた。全6公演の観客動員数は計250人で、最終日には当日券を求めて観客が列をなした。男女の恋愛バトルや人の生死といったいわゆる劇的な展開はない。しかし、なぜこの劇は人気を集めたのだろうか。脚本・演出を担当した早稲田大学文学部3年の川口コウ(21)さんに、作品にこめた思いを聞いた。 (トップの写真:「ドキュメンタリー」で脚本・演出を担当した川口コウさん=2017年7月、東京都新宿区西早稲田、河野さくら撮影)

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  •  新宿区で「内藤とうがらし」の栽培エリアが広がっている。早稲田・高田馬場エリアでも、2012年に「アトム通貨 内藤とうがらしプロジェクト」が発足。同地域の企業や学校、商店街が栽培し、収穫したとうがらしを使った料理を楽しむ恒例の「バル辛フェスタ」は今年も9月30日から5日間の開催が決まっている。地元は、更なるPRに力を入れている。

(トップの写真:「バル辛フェスタ」広報担当、手塚プロダクション著作権事業局の日高海さん=2017年7月12日、東京都新宿区高田馬場、手塚プロダクションのオフィスにて、黒田杏子撮影)

    早稲田・高田馬場の地域ブランド「内藤とうがらし」の栽培広がる
    収穫期にフードイベント、9月末から

     新宿区で「内藤とうがらし」の栽培エリアが広がっている。早稲田・高田馬場エリアでも、2012年に「アトム通貨 内藤とうがらしプロジェクト」が発足。同地域の企業や学校、商店街が栽培し、収穫したとうがらしを使った料理を楽しむ恒例の「バル辛フェスタ」は今年も9月30日から5日間の開催が決まっている。地元は、更なるPRに力を入れている。 (トップの写真:「バル辛フェスタ」広報担当、手塚プロダクション著作権事業局の日高海さん=2017年7月12日、東京都新宿区高田馬場、手塚プロダクションのオフィスにて、黒田杏子撮影)

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学生コラム Spork! EYE
  • 福島第一原発事故で高濃度の放射能に汚染された福島県飯舘村。5月31日、飯舘村の愛澤卓見さん(39)と佐藤健太さん(29)は、千葉県の放射線医学総合研究所(放医研)で内部被ばく検査を受けたが、詳細な検査記録は渡されなかった...

    内部被ばく検査を受けた飯舘村民 放医研の対応に不満語る

    福島第一原発事故で高濃度の放射能に汚染された福島県飯舘村。5月31日、飯舘村の愛澤卓見さん(39)と佐藤健太さん(29)は、千葉県の放射線医学総合研究所(放医研)で内部被ばく検査を受けたが、詳細な検査記録は渡されなかった…

  • 学校教育の只中にいる教師は忙しく、スキルやノウハウを活かしきれていない。子どもたち一人一人とじっくり向き合う時間はなく、子供達への教育機会が充分とは言い切れないのが現状だ。そんな学校現場や子どもたちにとって救いになる取り...

    寺子屋くらぶでさらなる学習支援事業の広がりを

    学校教育の只中にいる教師は忙しく、スキルやノウハウを活かしきれていない。子どもたち一人一人とじっくり向き合う時間はなく、子供達への教育機会が充分とは言い切れないのが現状だ。そんな学校現場や子どもたちにとって救いになる取り…

  •  日本は世界で類を見ない未曾有の高齢社会に突入しようとしている。そんな中、日本のお家芸「ロボット技術」が福祉用具の分野に参入してきている。【トップ写真提供:理化学研究所RTC】

    科学技術は介護を助けない!?

    日本は世界で類を見ない未曾有の高齢社会に突入しようとしている。そんな中、日本のお家芸「ロボット技術」が福祉用具の分野に参入してきている。【トップ写真提供:理化学研究所RTC】

  • 2005年、自宅で拳銃自殺したジャーナリストのハンター・S・トンプソン。そのアウトローさゆえにアメリカ国民から愛された彼の生涯とはどのようなものだったのか?映画『GONZO』はハンター・S・トンプソンの全貌に迫るドキュメンタリーだ。

    映画『GONZO―ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて―』

    2005年、自宅で拳銃自殺したジャーナリストのハンター・S・トンプソン。そのアウトローさゆえにアメリカ国民から愛された彼の生涯とはどのようなものだったのか?映画『GONZO』はハンター・S・トンプソンの全貌に迫るドキュメンタリーだ。

  • 「坐禅」と聞いて何を思い浮かべるだろうか?―棒で肩を叩かれる?足がしびれそう?一休さん?
  ここ何年か、坐禅などを体験できる「プチ修行」が静かなブームらしい。なんでも癒しや心の清めが効果としてあるとか。中でも坐禅は体験会を開いているお寺も多く、初心者でも気軽に参加できるとして人気が高い。その実態に迫ってみた。

    やはり修行は修行だった?―坐禅の世界

    「坐禅」と聞いて何を思い浮かべるだろうか?―棒で肩を叩かれる?足がしびれそう?一休さん?
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  • お正月と聞けば日本人は、初詣やおせち料理と言った楽しい行事とともに、鬱陶しい帰省ラッシュのことも思い出すだろう。しかし、中国の旧正月における帰省ラッシュは、日本の比では無い。毎年、深刻な帰省ラッシュに悩まされている中国では、今年から鉄道チケットを実名で購入する制度を試行することになった。

    旧正月に始まる鉄道チケットの実名購入制度

    お正月と聞けば日本人は、初詣やおせち料理と言った楽しい行事とともに、鬱陶しい帰省ラッシュのことも思い出すだろう。しかし、中国の旧正月における帰省ラッシュは、日本の比では無い。毎年、深刻な帰省ラッシュに悩まされている中国では、今年から鉄道チケットを実名で購入する制度を試行することになった。

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