「COPPE」で販売中のイチゴ&ホイップコッペとアイスティーと。早稲田生なら、休憩時に大隈庭園で食べるのもいい=東京都新宿区の大隈庭園で、2017年7月19日、二神花帆撮影

早稲田通りに「COPPE」開店

コッペパンブーム到来

 早稲田通りにある「早稲田小劇場どらま館」の1階に今年6月、コッペパンを使った軽食店「COPPE(コッペ)」がオープンした。コッペパンは最近テレビの情報番組などで頻繁に特集されたり、料理本なども売り出されたりしてブームとなっている。手軽で単価も安く、ボリュームもあることが理由のようだ。昔はよく給食などで出され、懐かしさから手に取る人も多いのではないだろうか。手軽な美味しさは、早稲田生にウケるのか。

(トップの写真:「COPPE」で販売中のイチゴ&ホイップコッペとアイスティー。早稲田生なら、休憩時に大隈庭園で食べるのもいい=東京都新宿区の大隈庭園で、2017年7月19日、二神花帆撮影)

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 早稲田通りに「COPPE」開店
Share on Facebook
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip

 東京都新宿区にある早稲田小劇場どらま館から出店依頼があり、店名もないまま、準備期間わずか3ヶ月ほどで急遽オープンしたのは6月19日のこと。早稲田大生から店名の候補を募り、3週間後、コッペパンから取った「COPPE」という店名に決まった。現在ロゴのついた看板を作成中だ。窓口で注文し、持ち帰るテイクアウト式で、昼時を挟んで10時から16時頃までオープンしている。

 早稲田という学生街のため、客層は学生がメインである。パンに生クリームとジャムを挟んだデザートコッペパン、チリドッグなどボリューム満点メニューが豊富である。値段も手頃なので、色々な味を楽しめる。「学生さんを歓迎したい」という想いから、利益を上げるより、価格を抑える事を重視しており、店自体の利益はあまりないという。

 値段は安いが、使っている素材へのこだわりは強い。パンはハンバーガーのバンズの製造で定評のある峰屋から直接卸してもらっている。ホットドッグやチリドッグのソーセージも、何本も食べ比べて選び抜いたものを使用している。

 だが、今は夏。タピオカ入りドリンクなど飲み物類は売れても、あいにく食べ物の売れ行きは芳しくない。経営にたずさわる藤森雄三さん(36)は「まだ早稲田に定着しきれていないのかも」とつぶやいた。

 しかし、買いに立ち寄った学生にインタビューしたところ、「COPPE」の評価は決して低くない。「前からお店を通る度に気になっていたので、今日は買いに来ました。とても美味しいです」「意外と甘過ぎず、パリパリしていて美味しい」など高評価だった。筆者も実際に食べてみたが、素材のうまみが感じられ、登下校時など小腹を満たすのによいだろう。

 

コッペパン専門店、都内に続々オープン 

 コッペパンの専門店が今年、都内に次々オープンしている。今年の6月には国分寺に「ぐーちょきパン」、7月には蒲田に「ボヌールコッペ」、9月には吉祥寺に「パンの田島」がオープンする予定だ。更に、今年の6月に日本テレビの情報番組「スッキリ!!」でも紹介された、コッペパンブームの先駆け的専門店「イアコッペ」が、2月に料理本「イアコッペのコッペパン」を出版した。

 各店舗が工夫を凝らした創作コッペパンを食べ比べたり、実際に作ってみたり、ブームを楽しんでみてはいかがだろうか。

 

この記事は2017年春学期「ニューズライティング入門(朝日新聞提携講座)」(柏木 友紀講師)において作成しました。

合わせて読みたい

  1. 戦時中の伝説が生んだ壁新聞   「石巻日日新聞」常務取締役 武内宏之さんに聞く
  2. 「泣きながら放送しました」   ラジオ石巻 アナウンサー 高橋幸枝さん インタビュー
  3. 放射線リスクの自己判断ができるような環境を整える―—福島民報 編集局次長 早川正也さんに聞く
  4. 「子どもたちの放射線への関心が薄らいでいる」 風化を防げ 福島県・醸芳中学校 教諭日下部準一さんらに聞く
  5. 難しいごみ分別~東京23区の現実から賢い方法を探る