ルポ「都会の少年スポーツ~中学生の選択~」

 新宿区は大都会東京のど真ん中にある。人工的な都市環境の中で、子どもたちはどのようにスポーツをしているのだろうか。  都会っ子というと、一般的にひ弱で勉強ばかりしているというステレオタイプなイメージがある。また、広いグラ…

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 新宿区は大都会東京のど真ん中にある。人工的な都市環境の中で、子どもたちはどのようにスポーツをしているのだろうか。

 都会っ子というと、一般的にひ弱で勉強ばかりしているというステレオタイプなイメージがある。また、広いグラウンドに乏しく、公園などでは投球禁止の看板が掲げられていたりと、スポーツをする環境には恵まれていないように思う(参考:2月号記事)。それでも、ユニフォーム姿の小学生が小さな公園で野球やサッカーの練習をしている光景を見かけることはあるが、その先の中学生に至っては、そうした練習風景を見かけることすらほとんどない。

 小学生の時に楽しさを覚えたスポーツに、さらなる飛躍と競技力の向上を目指し、スポーツ選手としての自分にその先の夢を追う中学生たちは、それをどこでどうつなげているのか。そこにはどのような世界があるのか。十分条件だった練習グラウンドというインフラが必要条件に変わった時、彼らはどのような選択を迫られ、何を犠牲に強いられているのだろうか。

 学校においては、部活動はあくまで特別活動のひとつでしかない。しかし、環境に恵まれない中で、スポーツに”特別活動以上”を求める選手たちが惹きつけられているものを垣間見るべく、新宿区の三人の中学生を追った。

 

 



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※本記事は、「ノンフィクションの記事」を想定した縦書きの

  ため、PDFで作製されています。

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※この記事は、08年後期のJ-School講義「ノンフィクションの方法」において、

  吉田敏浩先生の指導のもとに作成しました。

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