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地域 Archive
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30年のキャリアより「孫」 料理人やめ学生寮の寮長に転身
Posted on 2016年10月19日札幌市で料理店を経営していた市村位郎(ただお)さん(56)は5年前、料理人としての約30年のキャリアに終止符を打ち、都内の早大生専用寮の寮長に転じた。理由は「東京に行ってしまった孫に会いたかったから」。中野区鷺宮2丁目の寮「スクエア・サギノミヤ」で朝6時から夜8時まで、時には夜11時ごろまで働きながら、週末は孫の「良い遊び友だち」としてオフのひとときを楽しむ。 -
大岡山のバーを拠点に 東京と宮古島をつなぐ
Posted on 2016年8月22日東京都大田区の大岡山駅を出てすぐ右手に見えてくる大岡山北口商店街。居酒屋や喫茶店が軒を連ねる一角に、沖縄・宮古島の出身者らが集まるコミュニティーバー「タンディ・ガ・タンディ」がある。島の言葉で「ありがとう」を意味する店は、もとは常連客で島出身の宮国優子さん(45)が、2012年に宮古島に移住した前オーナーから譲り受けて営業している。宮国さんは「島の人はもちろん、いろんな人が議論や交流できる場所にしたい」と言う。 -
「家族に食べさせたい」を 日替わりランチで提供
Posted on 2016年8月20日東京・大手町の玄米カフェ「実身美(サンミ)」。木を基調とした明るい店内で多くの人が注文するのは、玄米とサラダ、メイン料理、野菜の小鉢2種類が載ったワンプレートメニューだ。千円で健康的な食事ができるのが人気で、毎日200人を超える人が訪れ、昼過ぎには店の外まで行列ができる。「家族に食べさせたいと思える食事を提供したい」と、大塚三紀子(みきこ)さん(39)が、大阪・あべの店などに続いて2015年7月に開いた。「従業員の個性を生かし、訪れた人に感動してもらえる店をつくりたい」と語る。 -
ミスコン出場の経験生かし 「美しさ」の磨き方伝えたい
Posted on 2016年8月19日早稲田大学国際教養学部4年の影山鈴華(りんか)さん(21)は、5月6日に大宮ソニックシティーで行われたミスコンテスト「ミススプラナショナル」日本大会に、埼玉県代表として出場した。2013年には「ミス・ユニバース」にも挑戦。出場で「その人らしい美しさを引き出したい」という思いが高まったといい、内面と外見の美しさの磨き方を教える「ビューティースクール」の開設を目指す。 -
早稲田の鐘の守り人 偶然重なり担当10年
Posted on 2016年8月18日早稲田大学のシンボルである大隈講堂では、午前8時から午後9時まで日に6回、時計塔の最上部に設置されたハンマーが大小四つの鐘をたたき、荘厳な音を奏でる。1927年に建てられて以来、早大生に親しまれてきた音を守るのは、共栄音響の菅野光浩さん(53)。2007年から鐘の保守を担っており、「大学の象徴にかかわれることは誇りです」と話す。 -
中華鍋を振り続けて半世紀 こだわりの新たな味を模索
Posted on 2016年8月17日東京都新宿区の地下鉄神楽坂駅から歩いて2分ほど。人通りの多い繁華街から路地裏に入ったところに中華麺店「龍朋」がある。店主の松﨑隆明さん(68)は1978年の開店から38年にわたり、ラーメンやチャーハンなどを提供している。こだわりは魚介と豚骨をベースにしたラーメンスープや中華だし。いまも日々新しい味を模索し続けており、スープ作りは「まだまだ完成の途上」と言う。 -
外国人の留学生・観光客向けフリーペーパー 『Fan Fun東京』を制作
Posted on 2016年5月9日J-Schoolの2015年秋学期「雑誌編集入門B」(担当教員・稲垣太郎講師)が外国人観光客や日本に住む留学生を読者ターゲットにしたフリーペーパー「Fan Fun東京」を完成させた。フリーペーパーの内容(PDF版)と、その制作者である学生たちを、稲垣講師による紹介文でお届けする。 -
日常品の「型」を打ち抜く 熟練職人の技
Posted on 2014年8月14日牛乳などの紙パック、キャラメルの箱、名刺……。私たちの身の回りには「抜型」を用いて作られる製品がたくさんある。抜型とは、クッキーの形を生地からくりぬくように、狙った形に紙などの加工材料を打ち抜く道具。早稲田鶴巻町にある出田(いでた)抜型製作所代表取締役、出田敏明さん(76)は、今では数少なくなった熟練の抜型職人だ。「職人が作りだす細かい型は機械じゃ真似できないよ」と微笑む。 -
「我が家のこと」のように考える勉強会 台湾の民主支援を契機に
Posted on 2014年8月14日木曜日の午後8時になると、早稲田大学22号館の719号教室から、熱い議論の声が聞こえてくる。6月半ば、この日は30人ほどの学生が「死刑」について論じていた。誰でも自由に参加し、意見を述べ合える「拿山瑪谷(ナサン・マグー)東京勉強会」。台湾原住民である国際コミュニケーション研究科修士2年、何時宜(ハェシイ)さん(24)が立ち上げた。「我が家のことのように社会に関心を持とう」と訴えたくて、「我が家」という意味を持つ原住民の言葉を会の名にした。 -
「新しい食文化の発信」めざす ブリュレフレンチトーストの店
Posted on 2014年8月13日早稲田通り沿い、キャンパスから歩いて5分ほどのところに「Foru Cafe(フォルカフェ)」という店がある。テーブルとカウンターを合わせて14席。「日本初のブリュレフレンチトースト専門店」だ。早稲田大学政治経済学部4年、平井幸奈(ひらい・ゆきな)さん(22)が「新しい食文化の発信」をめざしてオープンさせた。 -
下町のガッツおじさん
Posted on 2014年8月1日JR浅草橋駅の東口前で、朝の通勤ラッシュ時に20年間、通行人に「ガッツ」という掛け声をかけ続けている男性がいる。嵯峨完さん(65)。浅草橋にある居酒屋「おさかな本舗・たいこ茶屋」の店主を務めている。嵯峨さんは仙台市出身で、東日本大震災以降は宮城県の南三陸町などの被災地にも足を運び、「ガッツ」を届けている。何故、この活動を始め、続けているのだろうか。ガッツおじさんの日常に迫った。 -
ネットで販促も楽じゃない~ある中華料理屋の挑戦
Posted on 2013年9月10日インターネットが広く普及してきた今日、人々のコミュニケーション様式はより一層多元化してきている。ネットは、私たちの日常生活だけではなくビジネス面にも大きな影響を与える。早稲田大学(早稲田キャンパス)の近くにある中華料理店「ジャリフ」は、競争が厳しい大隈通り商店街で売り上げを伸ばすため、ソーシャルメディアとネットのホームページを積極的に活用することに取り組んでいる。果たしてネット販促の効果はどうなのか、取材をしてみた。 -
地域を盛り上げる伝統野菜 復活した早稲田ミョウガ
Posted on 2013年7月30日早稲田にかつて存在したという「早稲田ミョウガ」が、約100年の時を経て2010年に復活した。地域に根ざした「伝統野菜」の復活に地元は盛り上がっている。今後は地産地消の考え方のもと、「ここでしか食べられない野菜」として知名度アップを目指す。 -
学生をまちへ! アトム通貨10年目の取り組み
Posted on 2013年7月30日早稲田、高田馬場発祥の「アトム通貨」が、今年で流通10年を迎える。ピーク時の2005年には全国で300種類以上が流通していたといわれる地域通貨は、地域活性化と結び付かずに失敗してしまう事例も少なくない。早稲田・高田馬場エリアでは、学生と地域をつなげる新たな取り組みとして、「学生×地域(ヒトマチ)=∞」プロジェクトが始動している。